Archive for 1月, 2011

国際原油価格が高値更新、中国でインフレ圧力

 13日、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)原油先物相場で、2月物が1バレル92ドルを突破し、2008年10月3日ぶりに高値を更新した。国際原油価格の上昇により、中国の製品油価格調整の条件が備わった。一部のアナリストは先日、石油製品価格の調整時期は春節後になる可能性が高いが、市場で価格調整圧力が高まっているとの見解を示した。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

 「投機資金が市場に流れ込み、国際原油価格により大きな上昇余地ができた。投機資金はファンドに大量に流れ、それに続いて一部のウォール街の大手にも流れる可能性がある」と、あるアナリストは分析する。

 息旺エネルギーの統計によると、原油価格の加重平均変化率は12日に5.06%となり、製品油価格決定メカニズムの改革前の「レッドライン」である4%を大きく上回った。国際原油価格が上昇し続けているため、先週に国家発展改革委員会が突然値上げを発表してから、わずか2週間で4%のレッドラインを超えた。今回の国際原油価格の上昇は、市場各方面の値上げ圧力を高めることになり、中国の石油製品価格の調整は1月中下旬に早まることが予想される。

2015年までに世界一の観光客受け入れ国に―中国国家観光局

 2011年1月12日、中国国家観光局の邵[王其]偉(シャオ・チーウェイ)局長は、中国は2015年までに観光客の受け入れ数で世界一になるとの予測を示した。中国新聞網が伝えた。

 邵局長は、中央対外宣伝弁公室、国務院新聞(報道)弁公室と国家イメージの宣伝戦略に関する枠組み協定に調印する式典で、中国は2015年までに3大観光市場(インバウンド、アウトバウンド、国内観光)の観光客数が延べ35億人に達し、インバウンドで世界一、アウトバウンドでも世界第4位になるとの予測を示した。

 邵局長によると、2010年の中国への外国人観光客数は前年比6%増の延べ1億3400万人、外貨収入は450億ドルに達した。反対に中国から海外旅行に出かけた人の数は同22.5%増の延べ5600万人、国内旅行をした人は同11%増の延べ21億人に上った。

 邵局長は「国家観光局は中央外宣弁、国務院新聞弁と密接に協力し、中国の良好なイメージの確立と宣伝に貢献していきたい」と観光客誘致への取り組みを一層強化する姿勢を見せている。

各地で異常気象、南部では10年連続で干ばつの予測

 2011年1月12日、広東省で開催された全国気象局長会議で公布された「中国気候公報」によると、2010年の中国の気象状況は、最近10年間で最も異常な1年だったことが分かった。また、米国のある報告では、中国南部は2010年前後に10年連続で干ばつに見舞われると予想している。13日付で北京日報が伝えた。

 同公報によると、中国の2010年の降水量は平年比11.1%増の681mmで、1961年に続く史上2番目の多さだった。暴風雨の日数は同21.5%増、平均気温は同0.7℃高く、気象災害による経済的損失は5000億元(約6兆2500億円)以上、死者は4800人に上るなど、異常気象や気象災害が重なった年となった。

 異常気象によって農作物が受けた被害も大きかった。全国の作付面積のうち、41%が洪水、38%が干ばつ、10%が冷害などの被害を受けた。また、交通への影響も最近10年では最も深刻だった。

 会議に出席した中国気象局国家気候センターの宋連春(ソン・リエンチュン)主任は「2010年の気象状況は特に異常だった。極端な高温と豪雨が頻繁に起こり、その激しさと範囲は歴史的にも稀なレベルだった」と指摘。その原因として、「エルニーニョ現象とラニャーニャ現象の関係」「極地の大気循環の異常」「気象記録上最強の西太平洋の亜熱帯高気圧の発生」「地球温暖化の影響」の四つを挙げた。

 なお、再保険会社大手、ドイツのミュンヘン再保険グループの報告では、2010年は世界全体で、自然災害で29万5000人が死亡し、約1300億ドルの損失が発生したことが明らかにされている。

中国最古「殷代」の陶器が出土…河南・新鄭望京楼遺跡

 河南省・新鄭望京楼遺跡で作業を進めている考古調査チームは12日、同遺跡から出土した中国最古とみられる陶器を報道陣に示した。中国新聞社が報じた。

 同遺跡は紀元前2000年ごろから殷代(紀元前17世紀-紀元前1046年)にかけての都市の跡で、埋葬された遺体なども多く発見された。同時代の都市遺跡としては最大の規模で、重要な軍事拠点だったと見られている。

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◆解説◆
 陶器は土器に比べて◆精選した粘土を使用◆摂氏1000度以上の高温で焼成◆釉薬(うわぐすり)を使い、表面をガラス化――などの違いがある。土器よりも、制作に経験と高い技術が必要だ。

 日本で本格的陶器が出現するのは平安時代(794-1191年)で、中国よりもはるかに遅い。しかし、現在から約1万6000年前に出現した縄文式土器は、焼成した土器として世界最古の部類に属する。

 中国大陸で日本の縄文式土器に匹敵する古い土器が発見されていないことを疑問視する声もある。それに対して、◆大陸や朝鮮半島では未発見なだけ◆火山が多い日本では、人々が土に対する火の作用を知る機会が多かった――などの言い方もある。

新春「優待企画」済州島スペシャルモニターツアーのご案内

2/2(水)発 2泊3日
 ◆スタンダードクラスホテル(ロベロ、ニュークラウン、ハワイ等) 利用 2名1室利用 
                             ¥22,000(燃油・TAX全て込み)
 ◆済州グランド、済州KAL 利用 2名1室利用 
                             ¥26,500(燃油・TAX全て込み)
 ◆済州新羅 利用 2名1室利用 
                             ¥32,000(燃油・TAX全て込み)
  
2/3(木)発 3泊4日
 ◆スタンダードクラスホテル(ロベロ、ニュークラウン、ハワイ等) 利用 2名1室利用 
                             ¥26,500(燃油・TAX全て込み)
 ◆済州グランド、済州KAL 利用 2名1室利用 
                             ¥37,800(燃油・TAX全て込み)
 ◆済州新羅 利用 2名1室利用 
                             ¥44,500(燃油・TAX全て込み)
 
 

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平遥古城(中国)、ニセコ町(日本)など、2011年のお勧め観光スポットは41カ所

 2011年1月11日、米紙ニューヨーク・タイムズは、「2011年のお勧め観光スポット41カ所」を紹介した。中国からは33位に浙江省の杭州、37位に山西省の平遥古城が選ばれた。法制晩報が伝えた。

 記事によると、杭州が選ばれた理由について、アイルランドの著名な女性旅行家、ONDINE COHANE氏は「5つ星。悠久の歴史を持つ“宝石の城”」と絶賛。「観光スポットとしてはまだ世界の注目を集め始めたばかりだが、数世紀にわたり中国の文人らを夢中にさせた寺や塔、庭園が素晴らしい。自転車を借りて街をじっくり散策してほしい」と紹介した。

 平遥古城は、1997年にユネスコ世界遺産に登録された。旅行家のDAN LEVIN氏は「明代の建物や城壁がほぼ完全な形で残されている。多くの都市が近代化を進める中、中国最大の石炭産出量を誇る山西省にこれほどの古い伝統が息づいていたとは」と驚きをもって伝えている。

以下はお勧めスポットの上位15カ所。
1、サンティアゴ(チリ)
2、サンフアン諸島(米国)
3、サムイ島(タイ)
4、アイスランド
5、ミラノ(イタリア)
6、グルジア
7、ロンドン(英国)
8、ロレト(メキシコ)
9、パークシティ(米国)
10、カリ(コロンビア)
11、ドナウ川(欧州)
12、ニセコ町(北海道虻田郡)
13、オアフ島(米国)
14、アントウェルペン(ベルギー)
15、メルボルン(オーストラリア)

NIT特選温泉宿泊プランのご案内(奥飛騨温泉郷)

奥飛騨新平湯温泉「古宝館」は大自然に囲まれた、岐阜県高山市に位置する、貸切温泉や各種露天風呂、全国でも有名な絶品の最上級品飛騨牛5等級を使ったお料理が自慢の宿 です。

湯量の豊富な奥飛騨温泉郷にあり、貸切露天風呂など9つの温泉をお楽しみ頂けます。

NIT-宿泊プランの案内(古宝館)pdf版(←詳しくはこちらをクリックして下さい) 

※弊社までお問合せ下さい。

極寒の冬は暖かく

上空の強い寒気の影響で、今朝は名古屋でも気温が氷点下となるなど、各地でこの冬一番の厳しい冷え込みとなりましたが、如何お過ごしですか?

これだけ寒いと暖まりに行きたくなりますね。

先日の連休は、旧友の誕生日を兼ねた1泊旅行へ行って来ました。

 行き先は長野県上田の奥座敷である『別所温泉』の和泉屋。

 部屋は人数分のベッドがあるシンプルな部屋です。
この旅館は1泊2食で通年6,800円ということもありコストカットに力を入れています。気分のよいおもてなしを期待する方や設備の細かいことを気にする方にはオススメしません。また、別所温泉にありますが、館内に温泉はないです。温泉に入る場合は、近くの外湯にいく必要があります。

 しかし、この値段で夕食はカニを含めた食べ放題、和洋中各種のメニューでデザートも用意(ソフトドリンク無料)されています。またプラス1,000円すれば「アルコール飲み放題」となりお得です。朝食もバイキングとコストパフォーマンスは最高です。最低限の案内もありますし、修学旅行気分の様なグループ旅行にも最適と思います。

お時間があれば、一度行ってみては如何ですか?

春節-日本の新潟県産高級米、富裕層狙いデパートに特設コーナー

 2011年1月10日、上海市のデパート・上海久光百貨店の食品売り場に日本の新潟県産高級米を販売する特設ブースが出現した。2月3日に旧正月(春節)を迎える中国の富裕層を狙った販売促進キャンペーンを展開中だ。日系メディア初の中国語による日本ニュース専門サイト・Record Japanが伝えた。

 日本の新潟県産米の販売価格については、現地中国メディアも「天価(驚くほどの高値)」と報道している。中国の一般的な国内米の価格より20倍も高く、タイやベトナムからの輸入米と比べても10倍の値段。日本の新潟米は中国でも「米のなかの米」であり、2kgで198元(約2500円)の高値で売られている。日本国内の流通価格の約2倍だ。

 新潟県産米が中国市場に参入して4年。輸入元の上海峰二食品有限公司は「毎年2億トンの米を消費する中国は日本にとって極めて魅力的な市場」と言う。特にここ最近、中国の大都市で日本の寿司店やカレー店などが大人気`で、2010年の新潟県産米の国内販売量は前年に比べて約2倍の量に急増。「今後も増え続ける中国人富裕層の消費能力に大いに期待している」と話した。

聴くたびに泣ける…「トイレの神様」が中国でも人気上昇中!

 日本で大ヒットした「トイレの神様」がこのほど、中国でも人気上昇中だという。中国新聞社が報じた。

 記事は、1曲の歌が6年間売れなかったシンガーソングライターの植村花菜を人気者にのし上げたとし、「日本でもっとも影響力のある紅白歌合戦にも出場したのである」と快挙を報じた。

 記事では、「トイレの女神」は、植村花菜が自分の祖母を記念して歌ったもので、曲の長さは10分近くに及び、自身と祖母との思い出を感動的に歌い上げたものだ、と紹介した。

 中国ではマイクロブログ(中国版twitter)や動画サイトでは多くのユーザーが競うように転載しており、記事は、「曲が伝える深い家族の愛情が、多くの中国ネットユーザーを感動させており、『聞くたびに泣ける』と言わしめている」と報じた。