Archive for 5月 19th, 2011

上海情報:ゲームで学ぶ乗車マナー=軌道交通2号線

ゲームで学ぶ乗車マナー=軌道交通2号線がすごろくに

 

上海市の軌道交通当局がこのほど、軌道交通2号線をモチーフにしたボードゲームを制作した。乗客へのマナー啓発活動の一環で、ゲーム中の様々な場面で乗車時の注意点などが登場する。今後、2号線沿線でゲーム大会などのイベントなどを行っていく予定だ。

このボードゲームの名前は「相約2号線(2号線で会おう)」。最大5人までが同時に遊べ、それぞれOL、外国人、学生、先生、警察の役に扮する。サイコロとカードを用いたすごろく形式で、「徐涇東駅」をスタートに、ゴールである「浦東国際空港駅」を目指す。

カードには、ひくと1駅戻る「客数制限」や、ペナルティが課せられる「緊急ハンドルを勝手に引く」「地下鉄立ち入り禁止の所に勝手に入る」といった種類があり、楽しみながら軌道交通乗車時のマナーが学べる仕組み。反響によっては、将来は一般へ売りだされる可能性もありそうだ。

上海市今後5年で20箇所の大型災害避難施設を新設

上海市今後5年で20箇所の大型災害避難施設を新設

上海市民にとって日本の大震災の様子は対岸の火事ではないと感じ取ったようで、上海でも現在執行中の第十二次五カ年計画の期間中、市内に20箇所の大型避難所を建設することになったと文新専媒が伝えている。

上海市では、避難所件進めるために早急に市の都市計画の中に組み入れ、市内のどのエリアからでも30分以内に移動できる範囲の公園、緑地、広場、学校の校庭や体育館、大型駐車場などを一時避難所に指定し看板を掲げ、災害発生時には避難所として活用し非常食などの手配する拠点とするとしている。

さらに設備を整えた大型避難所を準備し、30日以上の避難生活の継続が可能な体制を整えるとしていて、この大型避難所の面積は2万㎡以上を予定しており、避難民一人当たり3㎡のスペースを確保したいとしている。

またこの避難所に移るまでの10日~30日の滞在を想定した臨時の避難所についても構想されており面積4000㎡以上の規模で考えられている。

これらの避難所建設は市の防災協会など14の部門で連携して進められており、大型避難所については2012年末までに2~3箇所、2015年までには全部で20箇所の施設を整えたいとしている。