Archive for 4月, 2013

香港人が長生き、世界一をキープ、男性80.5歳女性86.7歳

  
  香港人の平均寿命が引き続き世界一をキープしていると国美在線が伝えている。
香港政府が発表した統計によれば2011年の香港人の平均寿命(余命)は男性80.5歳女性86.7歳であるとし、26年連続で世界一をキープしてきた日本人女性の平均寿命帰路を句を超えたとしている。
 また男性も世界一となっており、ある予測によればこの調査から40年後の2041年には、香港人女性の平均寿命は90.8歳、男性も84.4歳まで達するのではないかという予測も出ているとのこと。
 香港は土地が狭い上に人が多く、決して住環境として理想の地とは言えないが、それにも関わらず平均寿命が世界一であることに対して、ある医療専門家は香港が医療体系について非常に高度に整備されていることの裏付けではないかと分析しているという。

SKYPE移行で中国はMSNサービスの最後のユーザーに 

  マイクロソフト社によるMSNメッセンジャーは、世界各国のサービス終了により、中国が最後のユーザーとなったと東方早報が伝えている。
 昨日、米マイクロソフト社は中国大陸を除く世界中のMSNメッセンジャーのサービスを停止しSKYPEサービスへの最終的な移行が行なった。
 ただし中国大陸ユーザーに対するサービスは今後も当面継続され、今後もMSNのサービスを利用できるとしている。
 統計によればマイクロソフト社のMSNユーザーは世界で1億人、これに対してSKYPEのアクティブユーザーは2.8億人いるとされ、2009年にはMSNユーザーはかつて3億人もいたとされるが徐々に減り続けたため、マイクロソフト社ではMSNユーザーをSKYPEへ移行させることを決めた。
 しかし中国は規模が大きい事もあり、アクティブユーザーも多いことから当面サービスが継続されることになった模様で、中国大陸のユーザーでもMSNの登録IDをそのまま変えずにSKYPEに移行することは可能だが、移行の際に個人でカスタマイズした友人分類が消失したり、データが盗用されるなどのトラブルが頻発していることから一旦インストールしたSKYPEを削除して再びMSNのソフトを入れ直すユーザーもおり、当面中国のMSNユーザーは使われ続けるのではないかと見られている。

中国政府がH7N9の新薬発売をスピード承認

  インフルエンザH7N9の流行を受けて、中国政府がこのインフルエンザに有効な新薬の発売を承認したと鳳凰網が伝えている。
 中国では2003年のSARS以降、国家科学技術部、衛生と計画生育医院が衛生部の指揮のもとで、10年に渡り軍事医学科学院毒物薬物研究所でインフルエンザに対する薬剤の研究開発を進めてきており、2005年のH5N1や2009年のH1N1-A型の流行の際にも世界最大の医薬生産ラインを設置したいう対応をおこなってきたとのこと。
 今回のH7N9について、上述の研究所で遺伝子構造の分析が進められ構造が既知のウィルスとほとんど同じであることがわかり、ペラミビルという新薬の注射投与がHnNn型のウィルスに有効であることから今回のH7N9型の患者に投与を行なったところ明らかな改善効果が見られたとしている。
 このペラミビル注射液は2008年から研究開発が始まっており、2011年に臨床試験を終え、中国国内では2012年12月に販売承認の申請が行われていたとしており、現在承認待ちの状態であったが、今回のH7N9型の流行を受けて承認が早まったものと見られる。
 今回の承認により、今後のインフルエンザの流行拡大防止に期待が寄せられている。