PostHeaderIcon クリスマス消費にも明暗、落ち込む欧州各国、中国は景気に沸く

 2010年12月25日、香港紙・明報は、財政状態が厳しい欧州各国ではクリスマスにも消費者の財布のひもは固く結ばれたままだったが、好景気に沸く中国では若者を中心に消費が爆発的に増えた、と報じた。

 記事によると、欧州金融危機の発端となったギリシャでは7割の市民が「クリスマスと正月の消費を昨年より20%は減らす」と回答。特にこの数週間は政府の緊縮財政策に労働者らの不満が高まっていることから、今年は首都アテネの中心部にあるシンタグマ広場に巨大なクリスマスツリーは登場しなかった。この名物ツリーは2008年の暴動でデモ隊に放火されるという被害にあっている。

 また、7割以上の国民が「金融危機の影響はまだ続いている」と答えたフランスでも、クリスマスの消費が昨年比4%以上減少する見通し。英国でも一般家庭のクリスマスの平均予算は昨年の540ポンド(約6万8000円)から490ポンド(約6万2000円)に減少した。

 これと対照的なのが好景気に沸く中国。大都市の若者を中心にクリスマスを盛大に過ごす人が年々増えている。キリスト教徒は全人口のわずか2%という中国のクリスマスは宗教的な色合いはほとんどなく、財布のひもを思いっきり緩め、派手に買い物やパーティをする日という位置付けになりつつあるようだ。

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