PostHeaderIcon 五輪会場前で「縁起物」から出火、観光客大喜びで「記念撮影」

 「鳥の巣」の愛称で親しまれている北京のオリンピックスタジアム前で設置作業が行われていた、2011年の干支であるウサギの大型モニュメントの一部から出火して黒煙がたちこめる騒ぎがあった。縁起物として飾られる予定だったモニュメントが燃えるという縁起でもない事態にもかかわらず、記念写真業者は大喜びだったようだ。中国網が伝えた。

 24日午後、オリンピックスタジアムの西側で設置作業が進んでいた「祥雲玉兎」のモニュメントから火の手があがり、骨組みと台座部分の「祥雲」が焼けた。原因は溶接の火花が燃えやすい発泡スチロール素材に付着したためだという。

 完成すれば「祥雲」の上に干支のウサギが乗るというおめでたいモニュメントとなる予定だったが、雲は焼けただれ、難を逃れたウサギも地面に放り投げられるという、縁起物らしからぬ扱いを受けてすっかり台無しに。

 そんな状況の中、ホクホク顔になったのは周囲にいた記念写真撮影業者だ。「普段は誰も撮らせてくれないのに、火がついたとたんにみんなやってきて『写真撮ってくれ』って言うもんだから。あの火のおかげで売り上げ倍増だよ」と語るように、モニュメントが燃えていた約20分の間に、20人以上の観光客の「記念写真」を撮影したという。いささか不謹慎な話にも思えるが、未完成で終わったモニュメントは彼らに十分な「ご利益」をもたらしたようだ。

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