PostHeaderIcon 日本製炊飯器が中国人に人気、想像以上の売れ行きに日本のメーカーも対応急ぐ

 2010年7月8日、日本華字紙・中文導報は「中国人旅行客、人気のみやげものは炊飯器=日本メーカーは対応に大慌て」と題した記事を掲載した。

 関西国際空港のある土産店には十数種もの炊飯器が並んでいる。日本人から見ると「なぜ炊飯器を売っているの?」と驚くところだが、実は人気アイテムだという。顧客は近年増えている中国人旅行客だ。

 昨年12月の開業以来、同店では炊飯器が売れ続けている。担当者は1日に5~6個売れれば十分と予想していたが、蓋を開けてみれば平均で1日15個。品切れになることもしばしばだ。2月の旧正月休みには1日で65個も売れたことがあった。1人の客が2~3個まとめ買いすることもあるという。

 頑丈なつくりで、価格4万円前後の商品が売れ筋。担当者は「中国よりも安く、種類が豊富。中国製だと中の釜が壊れることもあるようで、日本製の品質が評価の決め手。中国には『贈り物文化』があるため、まとめ買いする人が多い」と分析している。人気を受け、タイガー魔法瓶は中国の電圧に対応した製品の増産を年内にも始める予定。思わぬ好評にメーカーも対応に追われている。

 生活家電は消費者ニーズに合わせた細やかな商品開発が決め手となる。中国需要をにらみ、各企業は中国人向けの商品開発に力を入れている。パナソニックは中国人男性のヒゲが細いことに注目、刃の数が通常より少ない電気カミソリを開発したほか、花柄などの図案をあしらったドライヤーを開発、中国で販売している。ある大型電器店関係者は「中国人はお粥を作れる炊飯器を好む。今後は大きな市場になるだろう。マーケティングを踏まえた上で商品開発を進めて欲しい」と話している。

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