PostHeaderIcon 海洋汚染でウミガメ生息数が激減、自然保護区設置も効果なし―広東省

 2010年9月2日、南方日報によると、広東省の恵東港口国家級自然保護区で、海洋汚染によりウミガメの産卵数が伸び悩んでいる。

 同保護区では今年に入ってからわずか4匹が16個産卵しただけ。現地のスタッフは最近、ウミガメの肛門に白い物体を発見したが、それを引き抜くと白いポリ袋だったという。それが次々と出てきて、結局お腹に入っていたポリ袋は4つ。ウミガメは水面に浮かぶポリ袋をクラゲと間違えて呑み込んでしまったようだ。

 同保護区は、中国で唯一の国家級ウミガメ保護区でもある。しかしその指定後25年間、ウミガメの排卵数は一向に増加していないという。進む観光開発などによる環境汚染を前に同保護区幹部は、「われわれはウミガメの減少する速度を緩めることしかできない。改善は不可能だ」と嘆く。そこで働くスタッフたちは、人類の活動の海洋の生態環境への不可逆的な作用をまざまざと見せつけられている。

 数十年前には地球上に数億匹生息していたとされるウミガメが、いまや数十万匹まで減少したという。

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