PostHeaderIcon 自家用車所有は幸せ?その実感は大幅低下、マイカー普及の一方で

 2011年1月24日、広州日報によると、自家用車を所有することの喜びについて、中国の自動車オーナーは数年前と比べその実感が薄らいでいることが分かった。毎年行われている中国の自動車市場に対する調査から判明した。

 調査では回答者に自身のマイカー生活を評価してもらったところ、6割を超える自動車オーナーが自家用車を購入した当時と比べて「幸福度が下がった」と回答。10点満点で評価すると、6割が「5点」と採点。2割は「3点」と答えた。10年の調査結果を過去数年の調査結果と比較すると、自家用車が急速に普及する一方で、自動車オーナーの幸福度はおよそ半減しており、自家用車を所有していることも喜びと憂いが相半ばするようになっている。

 幸福度が半減した原因は以下のようなもの。1)以前と比べて自動車が購入しづらくなったこと。農村への自家用車普及政策や新車買い替え促進政策にまつわる政府の援助や優遇がストップしたことが背景にある。2)運転がしづらくなったこと。慢性的な渋滞、それに伴って一部の都市ではナンバープレート別に時間帯やエリアの使用制限がかけられる政策も実施された。外出先で駐車場が見つからないなどの不便も増えたようだ。3)車両の購入価格は下がっているものの、維持費が高くなってきていること。以上のような要素から、「金さえあれば自家用車が持てる」という時代は終わり、自家用車所有を諦める層も増えていることが考えられる。また、「どのように買い、どのように運転するか」をよく考慮する必要性が出てきた。

 よりハイクラスの車に買い替えても、かえってガッカリするケースも多い。価格は下がってきているものの、「お金はあるのに品薄で希望のモデルが買えない」「割高な車両しか買えない」というケースが増えているほか、増産のため車両の品質低下が進み、リコールも増加する傾向にある。

 環境に配慮したクリーンエネルギー車については、多くの消費者が関心を示すものの、価格の高さやモデルの少なさ、技術面での不安などから「世間で騒がれているほどには購入熱は高まっていない」と考える人が多いことが分かった。ただ、9割を超える消費者が「政府による補助金政策下ならば、クリーンエネルギー車を選ぶ」としている。

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