PostHeaderIcon 衣類が暴騰、庶民を直撃、救世主は日本の「ユニクロ」

 中国北京の市民は、あらゆる物の値段が暴騰していることから、近づく「寒い冬」の到来に恐れをなしている。特に衣類の値上がりは想像を絶するほどで、北京のアパレル売場では、コート1着の値段が1千元以上する。台湾紙・聯合報が報じた。

 北京の監測データによると、下着やタオルなど綿製品の平均値上がり幅は13%~24%。このうち一番上がっているのは下着で、平均23%。原因は、中国本土の綿花生産高が昨年と一昨年に比べ1万トン以上減産しており、供給が約400万トン不足している状況にある。今年の黄河流域の多雨は、綿花の減産を招き、品質も下がり、総生産量は2割以上落ち込む恐れがある。アパレル業者はこの上ない苦境に陥り、そのマイナス影響は消費者にも及んでいる。

 寒さが続いた10月下旬、北京百貨公司は創業記念祭を華々しく展開した。出版業界で働く暁英さんは、北京新世界百貨のセール会場でお得な買い物をしようと出かけたが、衣服売場に一歩足を踏み入れた途端、創業祭なのに全く安くなってないことが分かった。6~7千元という暁さんの月給レベルはそれほど低くはないが、値引き後価格が1千元を超えるロングコートを前にして、「こんなの買える訳がないじゃない」と思わずうめいた。

 うなぎ昇り状態の衣類価格を相手に、暁さんはやむを得ず戦略を転換、「オフシーズンの掘り出し物」に狙いをつけた。つまり、「夏に綿の下着を買い、冬にスカートを買う」のだ。

 北京でマスコミ関係の仕事をする文静さん。洋服をほんの数枚買うだけでお給料がすっからかんになるため、最近はもっぱら日本のカジュアルブランド「ユニクロ」で買うという。「ユニクロはとにかく安い。上着1枚も49元で買えるのよ!」と喜んで話す。

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