PostHeaderIcon 賃貸パンダ、旅立ちの日…四川・雅安から上野動物園へ

パンダの比力と仙女 中国が上野動物園に貸し出すジャイアントパンダのつがい、比力(ビーリー)と仙女(シエンニュー)が21日夜、東京の上野動物園に到着する。年間約8000万円で10年間の貸与契約。中国はパンダ貸し出しで得た資金を、パンダをはじめとする自然動物の保護や研究などに充てている。

 比力と仙女は、中国ジャイアントパンダ保護研究センターの雅安碧峰峡基地で育てられた。同基地は、四川省中部にあるパンダの飼育・繁殖拠点だ。写真は20日午後5時すぎに行われた、パンダの出発と日本側への「戸籍証」引渡しセレモニー。中国新聞社が配信した。

 比力と仙女は同省成都市郊外の双龍空港で「ご宿泊」。21日に上海の浦東空港、羽田空港を経て、上野動物園に到着する。

 ジャイアントパンダは「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(通称、ワシントン条約)で、国際取引が厳しく制限されている。比力と仙女は「日中による共同研究のため」との名目で、貸し出されることになった。

 上野動物園側には、入場者集めの狙いがあるとされる。中国側には日本における対中感情の改善を狙う思惑があると考えられる。中国では、パンダ貸与の話題を「日中関係は、2010年の釣魚島(尖閣諸島)海域での漁船衝突事件で冷え込んだ」、「日本の前原外相が4月に訪中の可能性」、「中国の李克強副首相に、年内日本訪問の動き」などの、両国関係の推移と合わせて報じる記事が見られる。

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