PostHeaderIcon 高速鉄道を戦略産業に 国家財政による資金投入へ

 中国国務院の張徳江副総理は7日、世界高速鉄道大会の席上で「中国政府は高速鉄道を戦略的新興産業に組み入れた」と明らかにした。今後は国家財政による資金投入や建設用地の確保、技術革新、経営環境などで支援を強化する方針だ。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

 欧州以外の国で世界高速鉄道大会が開催されたのは今回が初めてで、劉志軍鉄道部部長は「今の中国は高速鉄道営業距離が世界最長で、建設中の高速鉄道の規模も世界最大だ」と、世界高速鉄道大会が中国で開催された背景について説明した。

 今後3年間の中国高速鉄道への建設投資額は9000億元(約11兆円)に達し、新たに9200キロの高速鉄道が竣工される。中国高速鉄道の急速な発展は、世界180余りの高速鉄道関連のメーカーを引き付けている。

 今回の大会では、フランスのアルストムは中国鉄道部と長期的戦略協力に関する取り決めに調印した。アルストムは既存の動力ユニット車や電気機関車での協力関係を基礎に、都市間鉄道車両や高速鉄道車両、高速鉄道信号システムなど、新たな面での協力の可能性について中国鉄道部と共同で模索し、「中国北車集団」と提携して、中国市場や国際市場のニーズにあった鉄道設備とソリューションを開発する。

 「中国南車集団」の関係者は、中国が独自開発している高速鉄道車両は来年に走行試験を実施し、フランスが出した世界最高速度574.8キロを上回るよう努力すると話す。高速鉄道は単なるハイテクの集大成だけでなく、その産業連携は非常に長く、関連産業構造の最適化やレベルアップを導くことができる。

 今年の全国鉄道計画は1000億円(約1兆2600万円)で高速列車などの車両や設備を購入し、関連産業では最大1兆元(約12.6兆円)の効果を促進する。

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