PostHeaderIcon 上海万博、2カ月で「90億円食べられる」…飲食店の総売上

 上海万博局園区商業管理服務部は15日、万博の開催から2カ月が経過し、会場内の飲食店では、売上総額が7億元(約90億円)に達したことを明かした。上海万博では今後、学校機関などの夏休み期間を迎え、来場者と店舗売り上げのより一層の増加を期待している。中国新聞網が伝えた。

 5-6月の統計によると、上海万博の公共区域内にある飲食店約131店舗は、のべ1226万人の来店により、5億4600万元(約70億円)の売上を記録した。また、パビリオン内にあるレストランやバーなど約80店舗は、1億5400万元(約20億円)を売り上げたほか、会場内のコンビニエンスストア10店舗、パン販売6店舗、テントなどでの販売拠点27カ所などは、売上総額2128万元(約2億7000万円)を達成した。

 中国新聞網は、万博の飲食業による売上額を「万博エリアの飲食で、7億元(約90億円)が食べつくされる」などと伝え、会場内で展開される旺盛な消費力を強調した。

 上海万博局園区商業管理部の林声勇部長は、「会場内での飲食業は、公共区域内にある店舗が主力」と語り、今後は夏休み期間でさらなる来場者増が見込まれることなどから、飲食業などのより一層の売り上げ増に期待を示した。

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