PostHeaderIcon 上海万博「ジャパンデー」、日本館で琉球舞踊が上演される

 上海万博の「ジャパンデー」だった12日、日本館のステージでは琉球舞踊が上演された。日中文化交流の原点である沖縄の文化は非常に独特で、琉球舞踊はもともと中国の使節団「冊封使」を招待するために作られたものだった。楽器の三味線も中国から沖縄、沖縄から本土に伝わっている。中国網日本語版(チャイナネット)が伝えた。

 舞台に立った舞踏家たちは沖縄を代表する踊り手たちで、特に最後の部分は沖縄ならではの風情と速いリズムということもあり、会場の人たちはそれに合わせて手を叩き非常に盛り上がった。

 この舞踊は「現代日本伝統演出芸術展」の一環であり、組織側の日本芸能実演家団体協議会は、「日本の精神と技能、日本の魅力と多元性、日中の交流と協力」という日本館の精神をよく表していると説明する。

 日本の伝統芸能には、中国で生まれて日本で発展したものも多く、日本の風土と美学によって新たなスタイルや形態へと変化してきた。長い伝統と新しい創造はともに現代の日本の伝統芸能の状況であり、主催者側は今回の上海万博を通じて、さらに多くの中国の人たちに日本の伝統芸能を知ってもらいたいと話した。

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