PostHeaderIcon 大晦日、北京市だけでショートメール10億通発信される

 旧正月(春節)の大晦日にあたった2月2日、北京市だけで1日に約10億通の携帯電話のショートメールが発信されていたことが通信会社の統計から分かった。北京晨報が伝えた。

 大手3大通信キャリアが発表したデータを合計したもので、旧暦の大晦日(除夕)だった2月2日の1日間で北京市内のユーザーが発信したショートメールは約9億8700万通だった。2010年末現在で北京市内の携帯電話契約数は約2129万件であることから、1契約あたり約46通のメールを発信したことになる。

 発信した時間帯では、大晦日恒例の中央テレビによる演芸番組が始まる直前の午後7~8時が最も多く、この1時間で1億通を超えるショートメールが発信されたという。

 工業情報部の統計によると、2010年の春節休み中に全国で発信されたショートメールの累計は230億通で、通信業界では今年はさらに発信量が増えるのではないかとの予測が立っているという。ただ、昨年にミニブログなどの新しい伝達手段が流行したことから、ニューメディアの専門家からは来年以降ショートメールを使ったメッセージ送信量は頭打ちになるのではないかとの見方もあるようだ。

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