PostHeaderIcon 日中世論調査、中国側の日本に対する印象は緩やかに改善-言論NPO

 中国新聞社によると、日本の言論NPOは14日、中国日報社と共同で行った日中共同世論調査の結果を発表した。

 日本側の世論調査は、日本全国の高校生を除く18歳以上の男女1000人のほか、500人の有識者を対象に行われた。一方、中国側の世論調査は北京や上海など5都市で18歳以上の男女1617人のほか、日本側の有識者調査に対応するものとして、北京大学や清華大学などの有名大学の学生1007人を対象に行われた。

 中国新聞社によると、調査対象者のうち、中国では38.3%の男女および45.2%の学生が日本に対して「非常に良い印象を持っている」、または「どちらかといえば良い印象を持っている」と回答、記事は「昨年度の調査に比べ、全体として日本に対する印象がゆるやかに改善している」と報じた。

 日本では、27.3%の男女と51.4%の有識者が中国に対して「非常に良い印象を持っている」、または「どちらかといえば良い印象を持っている」と回答、こちらも昨年度の調査よりわずかに改善したことが明らかとなった。

 また、「日本と聞いて、何を連想するか?」という質問に対し、46.4%の男女が「電子製品」と回答したほか、学生の41.2%が「さくらの花」と回答した。また、日本料理や富士山、漫画、アニメなどといった回答も多く寄せられ、記事では「経済的・文化的要素の回答が大きく増えた」と報じた。

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