PostHeaderIcon 一人っ子を失った家庭が100万世帯

  
  中国では一人っ子政策によって子供の出産数が制限されてきたが、事故などにより子供を失ったまま年老いた親世代の家庭が100万世帯にも達していると中国青年網が伝えている。
 この一人息子或いは一人娘を失った家庭を中国では「失独家庭」と呼んでいるが、2010年版の中国衛生統計によれば、中国国内では毎年7.6万世帯の失独家庭が増加しているとされ現在では既に100万世帯を突破していると見られている。
 この失独家庭の多くは、一人っ子を失った後に再び子供を出産する機会や時期を逃してしまい、そのまま老いを迎えた状態になってしまっているとのこと。
 そして彼らの多くは支えてもらえる子供がいなくなってしまったことにより、経済的・精神的に支えてもらえる相手が全くなくなり、生活に困窮しているケースが少なくないという。
 ある失独家庭では老後を考え養子を外から貰い受けたが、50代を過ぎてから子供を育てることは容易ではなく、逆に生活を圧迫しているとのこと。
 現在中国の10都市において失独家庭世帯に対して経済的援助を行なう試みが行われているが、ある専門家は、経済的援助も必要だが子供を失ったという悲しみとともに生きる彼らに対して精神面のケアも必要だと指摘している。
 今後増え続ける失独家庭に対して、社会としてどう支えていくべきかという重要な問題に社会全体が直面しているようだ。 

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