PostHeaderIcon 上海外灘の風景を世界遺産に?

世の中の多くの人が上海を代表する風景と建築物に上げる場所が「外灘(バンド)」だが、この建築群たちを世界文化遺産に申請してはどうかという話題が持ち上がっていると東方早報が伝えている。
 これは先日21~23日に行われた上海市政府の参事会の中で取り上げられたもので、上海外灘の「万国建築群」をユネスコの世界遺産に申請してはいかがというものであったという。
 それによれば上海外灘の建築群は異なる時代の建築芸術の集合体で、白渡橋から金陵路まで、一棟ごとにその時代の歴史を代表する建築物の風格と美しさを持つとしている。
 そして21世紀初めの現在、これらの建築群は上海のシンボルとなっており、時代は流れても基本的に壊されることなく続いているこの風景の、芸術的・歴史的価値は計り知れないとし、世界遺産によって保護されるべきだとしている。
 しかしこの提案に対してある大学教授は、現在の外灘の建築群は画廊やギャラリー、ブランドショップなどに使われておりこれらは世界遺産の要求する使用状態に符合しないと指摘しているとのこと。
 更にもし申請が認められてしまえば、逆に今度はこれらの建物は保護の対象となり利用用途も限定されてしまうので、本来この世界遺産論議の出発点となっていたはずの外灘周辺地区の求める発展要求とは、必ずしも一致しないのではないかとも指摘している。
 どうも最近安易に世界遺産に頼りすぎるような傾向がありますね。 

 

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