PostHeaderIcon 中国人の民度が上海万博最大の展示品=日本やヨーロッパを目指せ!

 2010年5月29日、香港紙・文匯報は記事「万博会場で院士が説いた国民の民度=中国人はプライドを持て」を掲載した。以下はその抄訳。

 上海万博で最も懸念されていることは何か?それは国民のマナー、民度の問題だ。先日は車いすに乗った「ニセ身障者」による優先ゲート利用が発覚し話題となった。28日、中国の著名な教育者である中国科学院の楊福家(ヤン・ジャーフー)院士は万博会場で「国民の民度―万博最大の展示品」と題した講演を行い、悪習を改めるよう呼びかけた。

 中国人の民度が問題となるのは万博だけではない。経済的には豊かになった中国人だが、今やさまざまな「恥」をも生み出している。先日、米国のある大学では十数人もの中国人学生が退学処分を受けた。理由はカンニングだ。英国のある銀行は中国人向けのクレジットカード発行を拒否している。一部の学生が使うだけ使って返済しないからだ。楊院士は「こうした事件には万博スタッフが入場客に向かって叫んでいるのと同じことが言えます。『もう中国人のメンツを潰さないでくれ!』とね」とコメントした。

 では、なぜ中国の民度は低いのか。経済力がまだ足りないからだろうか。楊院士の米イェール大学は、1828年に「卒業生の品位が社会の各階層に知識の光を与えられるように」という理念を打ち立てたことを紹介した。当時の米国経済の水準は今の中国には遠く及ばない。しかしそれでもこうした教育理念を打ち出せたのは、米国の社会と文化の影響だと指摘した。

 楊院士は「ヨーロッパ人や日本人は列に並ぶと本を読んでゆっくりと待つのが習慣です。中国人はいつそういうことができるようになるでしょうか」と話した。かつて温家宝(ウェン・ジアバオ)首相は「読書は個人の修養と限界を決めると同時に、民族の民度と力をも決定し、国家の未来と運命をも左右する」と発言した。列に並ぶ時の読書。そうした小さな事柄が他国との差を作り出している。この差を埋めるために中国は努力しなければならないと楊院士は強調した。

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