PostHeaderIcon 上海万博のスポンサー企業、約半数が地元企業

 開催期間6か月で7000万人以上の入場者が見込まれる上海万博。ビジネスチャンス拡大を狙うスポンサー企業だが、全56社のうち、地元・上海の企業が約半数の25社を占めることが分かった。毎日経済新聞が伝えた。

 記事によると、上海万博のスポンサー企業56社は、グローバル・パートナー13社、高級スポンサー14社、一般スポンサー29社に分類される。このうち上海の企業は、グローバル・パートナーに中国交通銀行など5社、高級スポンサーに6社、一般スポンサーに14社が名を連ね、スポンサー企業全体の44.6%(25社)を占めている。上海以外では、北京が15社(26.8%)、中国国内のその他地域が7社(12.5%)、海外企業が9社(16.1%)となっている。

 スポンサー企業による協賛金(サービス・物資の提供を含む)は、合計約70億元(約945億円)になると推計されており、このうちグローバル・パートナー13社からの協賛金は1社当たり4億~5億元(約54億~67億5000万円)になる見込みで、合計約50億元(約675億円)に達する。

 上海万博への総投資金額は約286億元(約3861億円)、うちパビリオンなどの建設に180億元(約2430億円)、運営資金に106億元(約1431億円)が予定されており、企業からの協賛金は主に運営資金として活用される計画になっているという。

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