PostHeaderIcon 上海市今後5年で20箇所の大型災害避難施設を新設

上海市今後5年で20箇所の大型災害避難施設を新設

上海市民にとって日本の大震災の様子は対岸の火事ではないと感じ取ったようで、上海でも現在執行中の第十二次五カ年計画の期間中、市内に20箇所の大型避難所を建設することになったと文新専媒が伝えている。

上海市では、避難所件進めるために早急に市の都市計画の中に組み入れ、市内のどのエリアからでも30分以内に移動できる範囲の公園、緑地、広場、学校の校庭や体育館、大型駐車場などを一時避難所に指定し看板を掲げ、災害発生時には避難所として活用し非常食などの手配する拠点とするとしている。

さらに設備を整えた大型避難所を準備し、30日以上の避難生活の継続が可能な体制を整えるとしていて、この大型避難所の面積は2万㎡以上を予定しており、避難民一人当たり3㎡のスペースを確保したいとしている。

またこの避難所に移るまでの10日~30日の滞在を想定した臨時の避難所についても構想されており面積4000㎡以上の規模で考えられている。

これらの避難所建設は市の防災協会など14の部門で連携して進められており、大型避難所については2012年末までに2~3箇所、2015年までには全部で20箇所の施設を整えたいとしている。

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