PostHeaderIcon 中国は原子力発電所の建設を継続へ

  中国国務院が今後も原子力発電所の建設継続を決定したと東方早報伝えている。
専門家の予測によると、中国では現在の第十二次五カ年計画(いわゆる十二五)の期間内に20箇所の原子力発電所を新規に着工する見込みだとしている。
 これらの発電施設は全て沿海部に集中し、国家内陸部で計画されている施設は無いとのこと。
 中国では日本の福島原発の事故発生後、20ケ月近く新規原発の着工を凍結していたが、電力事情が逼迫する事情もあり、厳重かつ慎重に安全性を見極めながら建設再開への方向へ進むことになったようだ。
 関係者によれば、再着工の前提条件となる安全検査の手続きは完了し、着工再開に向けた条件は整い関係各処の批准待ちだが、具体的に実際いつから着工されるかは、各方面の状況を勘案して決定されるとしている。

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