PostHeaderIcon 免税ショッピング、年内実現目指す=トランジットビザも緩和-上海

 11日付の上海紙・労働報(2面)によると、上海市政府は10日、2012年の観光政策に関する会議を開き、昨年海南省で認められた国内観光客向けの免税ショッピングを、上海でも年内をめどに実現する目標を確認した。国との調整を急ぐ一方、空港の免税店に比べ大規模で取扱商品も豊富な免税店を市内に建設する方針だ。

 また、上海を中継地とする海外旅行客を対象に、2月末から、24時間以内のトランジットなら入国審査手続きを免除。48時間のトランジットビザも発給対象国や利用交通機関を拡大する。

 市は12年の観光収入を前年比10%増の3400億元と予想。観光客数は国内から6%増の2億5000万人、海外から3%増の825万人を見込んでいる。

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