北京―上海の高速鉄道は車内3G接続が可能に
間もなく開業が予定されている北京―上海間の京滬高速鉄道だが、その列車内では各車両に3Gの無線回線がカバーされ、ネット接続が楽しめることになると京華時報が伝えている。
それによると各車両内には、電源差込口も多数用意され、ビジネス、プライヴェートともに3G回線による移動中のネット接続が可能になる。体験乗車した記者によると車両によっては全座席に差込口が用意されているようだとしている。
ただしこれらの高速鉄道の列車は多くの省や市を跨って運行されるため、3Gの回線も各走行地域の電信部で運営されることになり、各々地域ごとに回線環境が異なるため列車内からの接続速度にも影響があるとしている。
いずれにしても携帯禁止、ネット接続不可の飛行機での移動に比べ、ネット接続が可能というメリットは、激化が予想される北京―上海間の交通競争の中、ビジネスマンたちを引き付ける強い魅力になるであろうとしている。