PostHeaderIcon 山東省観光新発見!竹泉村と智聖湯泉リゾート

 臨沂市の沂南県へ、諸葛孔明の故居を訪れ、桃源郷と温泉に出会おう。

 諸葛孔明の故居から南へバスを走ると、1時間を切るところ=沂南・銅井鎮には、桃源郷かと思われる地=竹泉村がある。村としていつに始まったかがよくわからないほどその存在が長い。村には、四季に水温が変化せず勢いよく湧き出る泉があり、その泉の水が飲むと、厄病よけになるし、長生きすると代々伝わっていることで、元から明の時代にかけて、泉上荘という名前で、清・乾隆皇帝時代になると竹が生い茂って、竹泉村と今の名前になったという。

 地理的には、この村は、北に玉皇山を控え、真ん中に石龍山、北に鳳凰巓が跨り、右に香山川が流れ、南に畑が広がる。村に入ると、竹が生い茂るあちらこちらに石造りの農家の家が点在し、泉の水の流れる音を耳にしながら足の向くほうへゆけば、近くにある鐘乳洞や湖も見られる。こんな沢山の期待した以上に見るべく、聞くべき、感ずべき獲物があって、まさしく桃源郷に入ったように思われる。

 2007年より、村を挙げて近くに移住し、ここは、観光地として一般開放になり、残された石造りの家が整備され、宿泊施設として心の安らぎを求める旅客に愛用されている。

 なお、温泉をめざす観光客は別に選択肢ある。同じ沂南市には、智聖湯泉リゾートというところがある。

 智聖湯泉リゾートは名前どおり、温泉を楽しめるところであり、敷地面積22万㎡、建築面積6.8万㎡もあるリゾートは、中国有数に数えられる規模を有し、ランクそれぞれの宿泊施設(部屋数:505室)、レストラン(100人入れる会場2つに14個室)、会議室(11箇所で最大500人入れる)、演芸会場(200人入れる)、カラオケーボックス(40室)などが整備され、お客様の多様なニーズに対応できる。

 一番魅力的なところはやはり温泉だ。水温が78度、沸き量が1日1万トン、体にいい微量元素30種類も含まれる温泉を楽しめるプールは60箇所もある。

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