PostHeaderIcon 広州タワーが10/1の国慶節から一般公開を開始

広州電波観光塔 2010年9月28日、東京スカイツリーと「世界一の電波塔」の座を競っていた中国の広州タワーが、10月1日の国慶節(建国記念日)から一般公開を始める。高さは600m。中国一となるほか、東京スカイツリー(634m)の完成まではつかの間の「世界一」も味わうことになる。29日付で広州日報が伝えた。

 愛称は「小蛮腰」(=くびれたウェスト)。その姿が女性の美しいくびれボディとそっくりなことから、市民の間で自然にこう呼ばれるようになった。正式名称は「広州タワー」。“ウェスト”の最もくびれた部分はちょうど66階部分にあたる。もともとは高さ610mとなるはずだったが、今年6月、航空機の安全を脅かすとして航空当局から「10m下げるよう」お達しがあり、600mとなった。

 一般公開後、市民は84階(高さ433.2m)まで上ることが可能。チケットは上る高さにより、50元(約625円)、100元、150元の3種類に分けられている。1日6000人の集客で、コスト回収まで20~25年かかる計算だという。

Comments are closed.