PostHeaderIcon 新型コロナウイルス感染症(北京市記者会見発表:国外から北京に来るすべての者に対する集中隔離措置の実施)

●3月15日16時過ぎ,北京市政府は,3月16日0時から,国外から北京に来るすべての者を集中観察所に移送し,14日間の隔離観察を行う事を発表しました。集中観察所は専門の医療従事者を配置し,定期的に健康モニタリングを行うとのことです。
●また,(1)集中隔離観察期間の費用は自己負担となる,(2)特殊な状況があれば厳格な評価のもと自宅観察が可能となる,(3)情報を偽り,病状を隠して感染を広めた者は法律法規に則り責任を追及する、とのことです。
●この発表に関し、在中国日本国大使館が北京市当局から確認した情報は以下のとおりです。
・「集中観察所」は,各区が手配するホテルとなる。
・空港から「新国展」(北京中国国際展覧中心新館)に移動した後,そこで各区がアレンジする大型バスにスタッフの誘導に従って乗車いただき,「集中観察所」となる指定ホテルまで行くこととなる。
・「集中観察所」では,基本的な生活はできるようになっているが,家族や知人が食料や衣服等を届けたいときは,必ず事前に隔離されているホテルと連絡をとり,同意を得てから,物品の受け渡し手続きにしたがって渡すこととなる。
・「特殊な状況があり,自宅観察が可能となる場合」とは,妊婦や高齢者などで特殊な必要性がある場合である。
・費用についてはホテルごとに異なる。
・集中隔離中に発熱症状や健康状態が悪化するような場合は,救急車で指定の病院に行くことになる。
・北京空港到着後,天津市に向かう場合は,北京で隔離を受ける必要はない。空港のスタッフに身分証を示し,天津市に向かう旨を説明する必要がある。昨日3月14日から北京空港到着者が天津行きの高速鉄道に乗車することは不可能になっており,空港から「新国展」に移動した後,そこで在北京の天津市事務所が手配したバスに乗車し天津市に向かい,到着後,天津市が定める観察隔離措置を受けることとなる。
●上記のほか,収集した情報については,今後,適時発信してまいります。現在の措置についても変更される可能性がありますし,また各区によって具体的な措置が異なる場合がありますので,引き続き,中国政府当局及び北京市政府等が発表する最新情報に注意するとともに,中国での受入を行う会社や機関等と予め情報共有していただき、適切な対応をお願いします。

○北京市の発表(中国語)
http://www.beijing.gov.cn/ywdt/gzdt/t1622316.htm

※日本政府は現在,「水際対策の抜本的強化に向けた新たな措置」を実施しています(下記リンク参照)。本件措置のうち,特に「2 検疫の強化」については,中国(香港及びマカオを含む。)から入国される日本人の皆様も対象となっていますので,ご注意ください。また,「3 航空機の到着空港の限定等」についてもよくご確認ください。
https://www.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000196.html

また,検疫の強化については,厚生労働省がQ&Aを出していますので,こちらもご確認下さい。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00098.html

(問い合わせ先)
○在中国日本国大使館(領事部)
領事部・直通電話:(国番号86)-(0)10-6532-5964(09:00~17:30)
上記以外の時間の電話番号:010-8531-9800
HP:https://www.cn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
※在中国日本大使館のホームページでは,新型コロナウイルス関連情報をまとめて掲載していますので,併せご参照ください。
(在中国日本国大使館新型コロナウイルス感染症ホームページ)
https://www.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000384.html

北京市采取更加严格的措施做好境外疫情防控工作

世界卫生组织总干事谭德塞近日宣布,新冠肺炎疫情已具备全球大流行特征,显示疫情已进入全球广泛传播阶段。海外疫情呈现加速扩散蔓延态势,继意大利、韩国、伊朗、日本等国之后,需要特别关注西班牙、瑞典、法国、德国、荷兰、美国、英国、比利时等疫情严重国家。

  鉴于此,境外输入已经成为我市疫情防控的主要风险,境外输入病例已经成为我市新增确诊病例的主体。为有效防范境外疫情的输入和扩散,首都联防联控协调机制将采取更加严密有力的措施,具体内容主要包括以下三个方面:

  一是即日起,首都机场全部国际及港澳台地区进港航班,均停靠首都机场T3D处置专区。实施远端管控、近端筛查、科学处置、责任交接、闭环管理。依据《中华人民共和国国境检疫法》等法律法规,全面加强入境检验检疫工作。全部入境人员严格落实《健康申报卡》填报,实施全员、全项、电子化、可追溯信息化管理,形成全方位、全链条、全闭环的立体防控体系。

  二是全面实施集中隔离措施。最大限度控制传染源、切断传播途径。从3月16日零时起,所有境外进京人员,均应转送至集中观察点进行14天的隔离观察,集中观察点将配置专业医护和工作人员,定期开展健康监测,发现问题及时处理,使回国人员更安全、家人更放心。有特殊情况的,经严格评估,可进行居家观察。集中隔离观察期间,隔离人员费用需要自理。

  三是对于虚报信息,隐瞒病情,造成疫情传播的人员将依法依规追究责任,并纳入信用体系。

 

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