PostHeaderIcon 春秋航空が9月30日から北京―上海線に参入、最低価格は290元

中国の格安航空である春秋航空が9月30日から北京―上海の航空路線に参入すると時代報が伝えている。

今回参入する区間では、国慶節期間の最低座席価格が290元と飛びぬけて安く燃油費など諸費用をあわせても480元で先々月に開通した京滬高速鉄道の二等座席555元を下回り非常に人気だという。

この290元の座席は全体の10%程度で、昨日の時点で残っている最低価格は580元となっているがそれでも他の航空会社に比べれば半額程度だとしている。

ただ航空関係者によれば、春秋航空の便が設定されている時間帯が上海発便が21時45分発で北京発便が6時35分と早朝深夜帯に設定されていることから、北京―上海間の航空路線に与える影響は限定的であろうとしている。現に9月30日と10月1日の初就航便も即完売とはならず、数十枚がまだ売れ残っているようだ。

また、やはり新規参入組みの吉祥航空も10月にこの区間への参入を予定しているが、吉祥航空は8月29日に起きた着陸順交代拒否事件のペナルティを受けている最中であり、当初の予定通りこの区間へ参入できるかどうかは微妙な情勢のようだ。

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