Archive for 2月, 2010

中国 程永華・新駐日大使が着任 知日派ぶりアピール

 中国の新しい駐日大使、程永華氏(55)が28日、着任した。成田空港で記者団に対し「日本は4年ぶりだが、今回は駐日大使として来た。使命の重大さを実感しており、両国関係の発展に一生懸命取り組みたい」と抱負を語った。

 程大使は「飛行機の窓から富士山が見え、とても懐かしかった」と述べ、「多くの友人と再会できることも楽しみだ」と知日派ぶりをアピール。日中関係の課題について「これまでに積み上げた両国関係の成果を基礎に、さらに政治、経済両面で協力を深め、両国民の理解と友情を増進したい」と述べた。

 また、鳩山政権への見方を問われ「現在の中日関係は両国の指導者がともに重要視している。友好協力関係の増進に努力されていることを目にしてうれしく思う」と答えた。

 鳩山由紀夫首相が5月開幕の上海万博に合わせて訪中する可能性については「そういうきっかけにおいて、首脳レベルの友好を深めていければと思う」と期待感を示した。

 程氏には創価大留学を含めて計20年近い日本駐在経験があり、日本語も堪能。06年からマレーシア大使、08年から韓国大使を歴任。日本の政財界に幅広い人脈を持っている。

中国メディアが見た「浅田真央とキム・ヨナに対するメディアの動き」

 バンクーバー五輪第14日の26日(日本時間)、パシフィックコロシアムで開催されたフィギュアスケート女子フリーは五輪の競技の中でもっとも人気のある種目の一つであり、世界から多くの注目が集まった。

 なかでも日本メディアと韓国メディアの浅田真央選手と金妍児(キム・ヨナ)選手に対する注目はすさまじかったようで、中国国際放送局が日韓を中心とするメディアの動きついて紹介する記事を掲載している。

 中国メディアから見た場合、フィギュアスケート女子に出場した選手の中でもっともメディアからの注目を集めていたのは韓国のキム・ヨナ選手だったという。

 キム・ヨナを取材するために集まったメディアの大半は韓国メディアだったようだが、それでもキム・ヨナがバンクーバー空港に降り立ったときには記者とファンが数百名も集まり、ごった返しになったとしている。これは韓国国内のキム・ヨナに対する期待の表れであったに違いないが、プレッシャーをはねのけて見事金メダルを獲得したのは見事と言わざるをえないだろう。

 また、浅田真央選手も日本メディアを中心に高い注目を集めていたという。中国国際放送局は日本メディアに対して取材を行い、「トリノ五輪で荒川静香選手が金メダルを獲得して以来、日本ではフィギュアスケートの人気は上昇しつづけているようだ」としているほか、「浅田真央選手のようなスターがいてこそ、フィギュアスケートを始めたいと思う人も増えてくるし、五輪のような国際大会で良い成績を納めることもできるようになってくる」という日本メディアからの回答を綴っている。

<五輪>「チーム青森」カーリング美女・本橋麻里が隣国でもアツイ注目

 2010年2月24日、現在開催中のバンクーバー冬季五輪で、美女アスリートを多数送り込んでいる日本代表団の中でも「最も魅力的な美女」として中国メディアはカーリング女子代表の本橋麻里選手に大注目している。東方体育日報の報道。

 「美しい顔立ちとグラマラスなボディ、カーリングという知性を競う競技が育てたアスリートならではのたたずまい……その戦績にかかわらず多くのメディアがこぞって彼女を取り上げている」と、本橋選手の魅力を紹介する中国メディア。まずは今月19日、「日本カーリング界のトップ美少女」として多数のメディアが一斉にその美貌を報じると、中国での彼女の認知度は一気に上昇した。

 本橋麻里選手はカーリング女子日本代表、通称「チーム青森」を牽引する23歳。86年、北海道生まれで、12歳よりカーリング競技をはじめた。06年トリノ五輪で日本代表に選出。同競技はこれによって日本でも知られることとなった。その美貌は早くから注目されており、今年1月にはイメージDVD「Days off」を発売した。

  中国メディアは、彼女がバンクーバーに携帯したグッズまで紹介。ヘアアクセサリーやヘアケア用品、フェイスパックなどといった美容用品や、寒さ対策のしょうが茶、祖母手作りの漬物などをトランクにしのばせていたという。また、「趣味は洗濯とバドミントン、猫が好きです。とくに捨て猫が。一番好きな場所はトイレで、朝の寝覚めはよいです」といった、彼女の気さくな発言までを取り上げ、トップアスリートの顔とは違った素顔にも触れた。

 これも日中交流のひとつですね~。

<世界の魅力的な都市>上海が2位に、上位5位中3都市が中国から

 2010年2月21日、パリ・イル・ド・フランス・キャピタルエコノミック(Paris-Ile de France Capitale Economique)と世界4大会計事務所・KPMGが発表した「世界で最も魅力的な都市」で、上位5位中、中国の3都市がランクインした。中国の英字紙・チャイナデイリーや環球時報が伝えた。

 これは世界500企業の経営者層を対象に行ったアンケート結果などをもとに作成されたもの。評価基準としては政治的安定性・治安・経済状況などが据えられている。

  得票率42%でトップに輝いたのはロンドン。以下、上海・香港・パリ・北京と続いた。上位5位に中国の3都市、欧米からは2都市のランクインとなった。前回3位のニューヨークは金融危機の影響で10位へ転落した。

  尚、今後数年間で上位へ食い込む潜在力を持つ都市として、シンガポールとムンバイ(インド)が挙げられている。

上海万博開幕式の入場券が高騰、北京五輪に並ぶか?

 開幕まであと少しに迫っている上海万博で、5月1日のオープニングセレモニー入場券が高値で取引され始めていることが中国新聞社によって伝えられている。

 上海万博のチケット販売に関する規定によれば、チケットは銀行で購入することができ、1月1日から4月30日までの前売価格は190元(約2470円)、開幕後の価格は200元(約2600円)となっているという。しかし、ネット上では大きく価格が変動し、現時点で定価の2.5倍となる500元(約6500円)で入場券が販売されているという。「500元チケット」の出品者は、昨年10月に銀行で180元の価格で購入したチケットを売っているとのことで、なぜそんな高値で売っているのかという質問に対して「金儲けのため」と答えている。

 上海万博はメーデーに伴う3連休とちょうど重なる形で開幕するため、この期間のチケットはすでに入手困難になっている。このため多少高額な価格設定をしても買い手には困らないようである。記事では、「このような行為は違法」とうたっているが、今後もさらに高値の取引が行われるものと思われる。ここで、2年前の北京オリンピックのチケットはどの程度値上がりしたか振り返ってみよう。

 開幕1年半前の07年2月ににオリンピック組織委員会が発表した北京オリンピック開会式のチケット価格は200~5000元だった。それが開幕直前になると数万元で取引されるようになり、最高50万元の値がついたとも言われた。北京オリンピックほどの高騰ぶりはないにしても、中国そして上海市が威信をかけて準備した晴れ舞台のお披露目にどの程度の値がつくのか注目してみたい。

 日本からの見学は、我々旅行社からのご参加がお得で安心です。また、当社でも大手旅行社(JTB・KNT・日本旅行等)商品の取扱も行っております!

 ご相談下さい。

中国統計局部長、「中国の物価は大幅に上昇しない」

 中国国家統計局都市部の魏貴祥部長は22日、「2009年12月、消費者物価指数(CPI)は特に上昇したが、2010年の物価は大幅に上昇しないだろう」と述べた。

 魏部長はまた、「CPIの2%と3%の上昇は小幅の上昇と見られている。インフレとは一定の期間に大多数の製品の価格が絶えず上昇することだ。2010年、中国の物価は少しずつ上昇しているが、その上昇幅は大きくない」と述べた。

「春節」が日本経済を活性化、頼みの綱は訪日中国人客のおサイフです♪

 2010年2月21日、華字紙・東方日報は、春節(旧正月)休みを利用して日本を訪れる中国人観光客が日本経済を活性化していると報じた。中国新聞社が伝えた。

  記事によれば、14日の春節に合わせ、東京の家電量販店ビックカメラは中国の主要各都市で割引券を配ったり、ライバルのヨドバシカメラも中国語サービスを始めたりするなど、中国人客の争奪戦を展開している。デパートもこれに対抗するように、高島屋はレストランの割引券を配布、松屋も中国語の案内板を店内に設置するなど、どこも中国人客の獲得に必死だ。

 一方、名古屋では今年も「春節祭」が開催された。毎年好評で今年で4回目になるという。獅子舞や虎舞が披露されたほか、中国料理や工芸品を売る店なども並んだ。また、日光には総勢700人もの中国人旅行団が訪れ、市を挙げた盛大な歓迎セレモニーが行われた。

 長野・軽井沢の老舗旅館「星のや軽井沢」も2月は外国人客の予約が通常の3倍に上ったが、うち半数は中国人客だった。長野は今年初めて中国国内の新聞や旅行雑誌に広告を掲載。スキーや温泉などを前面に打ち出し、大々的にアピールした。

 北海道のとかち帯広空港には14~16日にかけて、さっぽろ雪まつりを目当てにした中国人旅行団が続々と降り立った。北海道を舞台にした映画「狙った恋の落とし方。(原題:非誠勿擾)」の効果も大きい。大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンも中国ドラマのロケ地に使用してもらうなどの努力が実り、今年は国人客が昨年比2倍増に達する見通しだ。

浅田真央、中国で「冬季五輪の10大美女」に 注目集まる

 カナダのバンクーバーで行われている冬季五輪で、日本は日本時間22日時点で銀メダル1つ、銅メダル2つという結果となっており、まだ金メダルは獲得できていない。残る競技の中で、もっとも金メダルに近く、日本中から期待を集めている競技といえばフィギュアスケート女子代表の3選手だろう。

 フィギュアスケート女子日本代表の一人、浅田真央選手がこのほど中国メディアから「冬季五輪の10大美女」に選出され、注目が集まっている。

 中国メディアは紫の衣装を着て、笑顔でスケートする浅田真央選手の写真とともに「2005-2006シーズンファイナルで、15歳だった浅田真央選手は当時の女王だったロシアのスルツカヤを破った選手」と紹介している。

 20日にバンクーバー入りした浅田真央選手は現地で公式会見に臨み、「最高の演技ができるように頑張りたい」と抱負を語った。浅田真央選手をはじめ、安藤美姫選手、鈴木明子選手の最高の演技に期待したい。フィギュアスケート女子はショートプログラムが24日、シングルフリーが26日に行われる。

春節に大勢の観光客、景勝地桂林で過去最高を記録

桂林・漓江下り 春節期間中に広西チワン族自治区桂林市を訪れた観光客数が、春節時期としては過去最高の33.09万人だったことが19日、明らかになった。

 風光明媚な観光地として知られる桂林市には、毎年、世界各国から大勢の観光客が訪れており、とくに春節期間になると、連休を利用して国内からも大勢の観光客が訪れている。

 旅行関係者らは今回の発表について、旅行ツアーの充実やホテル、交通機関の整備などが観光客増加に結びついたのではとみている。

空港のサービス品質ランキング、中国・北京が4位

北京首都国際空港 2010年2月16日、国際空港評議会(ACI)が公式サイトで発表した世界の各空港のサービス品質調査報告によると、仁川国際空港(韓国)が5年連続で世界第1位に選ばれ、北京首都国際空港(中国)が第4位にランクインしたことが分かった。香港紙・大公報の報道を中国新聞網が18日付で伝えた。

 今回の調査は世界45の国・地域の118カ所の空港を対象に行われたもので、昨年1年間のサービス、運営状況、設備の状態などに関し、利用客に対して毎月定期的にアンケート調査を実施し、集計した。

 その結果、ベスト5をアジア地区の空港が独占。第1位が仁川国際空港(韓国)、以下順に、シンガポール・チャンギ国際空港(シンガポール)、香港国際空港(香港)、北京首都国際空港(中国)、インディラ・ガンディー国際空港(インド)が選出された。

 評価の対象とされた要素には、空港職員の礼儀正しさや熱心さ、待合ロビーの快適性、入出国検査の適切性、通信システムの完備度など空港の基本的な要素以外に、空港全体の開放的で快適な環境、トイレの見つけやすさと清潔さ、空港内ショップの質の高さなども含まれている。

 また、航空業界は昨年1年間、金融危機の影響で大きな打撃を受けたものの、乗客の空港に対する全体的な満足度は前回調査より約3%アップしており、「レベルを維持しているかアップした」と評価された空港は82%に上ったという。

 そのサービス品質の高さを体験してみては如何ですか?