Archive for 5月, 2010
韓流フィーバーで上海万博開幕以来のもみ合い騒動に=観覧チケット争奪戦で
2010年5月30日、上海万博会場内の世界博覧会文化センターで「韓国古典・流行音楽会」が催された。複数の韓流スターが出演するということで、前日の深夜から観覧チケットを求めるファンらが詰め掛け、一時はもみ合いとなる過熱ぶりとなった。中国江蘇ネットが31日付で伝えた。
午後7時開演のショーには、SUPER JUNIORやBoA、Kangtaなど、著名韓流スターが登場するとの発表だったため、観覧チケットに人気が殺到した。このチケットを入手するためには、当日に2500枚配布される無料チケットを受け取らなければならないということで、当日未明より万博会場のゲートには2000人を超す徹夜組が詰めた。
午前9時、開場時間を迎えると、チケット配布場所の世界博覧会文化センターへ群衆が猛ダッシュ。その大半は上海市、近隣の江蘇省や浙江省から駆けつけた20代の学生。遠くからは広東省からの参戦組も見られた。繰り返し場内に流れる「混雑につき配布会場へ殺到しないでください」との放送も空しく、熱気あふれる韓流ファンらの争奪戦は過熱する一方。万博主催者側はついに数百人の武装警察を配備して人流の調整に当たるも、その包囲を突破しようとするファンが後を絶たず、あやうく事故寸前のひやりとしたシーンもあった。
警備にあたったスタッフによると、「万博開幕以来、これほど会場が混乱したのは初めて」とのこと。
中国人の民度が上海万博最大の展示品=日本やヨーロッパを目指せ!
2010年5月29日、香港紙・文匯報は記事「万博会場で院士が説いた国民の民度=中国人はプライドを持て」を掲載した。以下はその抄訳。
上海万博で最も懸念されていることは何か?それは国民のマナー、民度の問題だ。先日は車いすに乗った「ニセ身障者」による優先ゲート利用が発覚し話題となった。28日、中国の著名な教育者である中国科学院の楊福家(ヤン・ジャーフー)院士は万博会場で「国民の民度―万博最大の展示品」と題した講演を行い、悪習を改めるよう呼びかけた。
中国人の民度が問題となるのは万博だけではない。経済的には豊かになった中国人だが、今やさまざまな「恥」をも生み出している。先日、米国のある大学では十数人もの中国人学生が退学処分を受けた。理由はカンニングだ。英国のある銀行は中国人向けのクレジットカード発行を拒否している。一部の学生が使うだけ使って返済しないからだ。楊院士は「こうした事件には万博スタッフが入場客に向かって叫んでいるのと同じことが言えます。『もう中国人のメンツを潰さないでくれ!』とね」とコメントした。
では、なぜ中国の民度は低いのか。経済力がまだ足りないからだろうか。楊院士の米イェール大学は、1828年に「卒業生の品位が社会の各階層に知識の光を与えられるように」という理念を打ち立てたことを紹介した。当時の米国経済の水準は今の中国には遠く及ばない。しかしそれでもこうした教育理念を打ち出せたのは、米国の社会と文化の影響だと指摘した。
楊院士は「ヨーロッパ人や日本人は列に並ぶと本を読んでゆっくりと待つのが習慣です。中国人はいつそういうことができるようになるでしょうか」と話した。かつて温家宝(ウェン・ジアバオ)首相は「読書は個人の修養と限界を決めると同時に、民族の民度と力をも決定し、国家の未来と運命をも左右する」と発言した。列に並ぶ時の読書。そうした小さな事柄が他国との差を作り出している。この差を埋めるために中国は努力しなければならないと楊院士は強調した。
上海万博で市内ホテルが嬉しい悲鳴、2週間先まで満室状態
2010年5月29日、東方早報によると、今月1日に開幕した上海国際博覧会(上海万博)の影響で、上海市内の宿泊施設で客室稼働率が90%を超える状態となっている。
統計によれば、28日、上海市の1~5つ星クラスホテルの客室稼働率は93%で、主要地区ホテルの客室平均稼働率は96%。格安ホテルは稼働率が100%の状態が続いており、宿泊先が見つかりにくくなっているという。予約はすでに2週間先まで埋まっており、「上海市のホテルがこうした状態になるのは初めてのことではないか」と業界関係者は話している。ホテルの収容力に“警報”が点っている。
上海万博の宿泊予約業務を担当している団体は先日、緊急対策として上海市内から1時間以内の近郊都市に宿泊客を振り分ける対策をとっている。
これから夏に掛けて上海への渡航者が急増すると考えられます。こう言った状況の中ではツアーを上手く利用すると良いでしょう!
ご相談下さい。
青島国際モーターショー閉幕、北京に次ぐ規模に成長
2010年5月24日、第9回青島国際モーターショーが、青島国際会展中心で閉幕した。期間中に3500台、16億元が成約、内外延べ35万1600人が来場するなどいずれも新記録だった。青島日報などが伝えた。
過去最大の10万平方メートルの会場に660台が展示され、新車発表は約50タイプに及んだ。名称通りの国際的なモーターショーに成長し、長江以北の中国北方地域では北京の見本市に次ぐ規模となった。
上海万博で韓国が宮廷衣服の発表会…自国文化を積極的に紹介
上海国際博覧会(上海万博)で26日、韓国の歴史的宮廷衣裳を紹介するファッションショーが行われた。中国新聞社が報じた。
同日は上海万国の韓国デーで、韓国は自国文化を宣伝する催しを多数、挙行した。
上海万博来場者の95%は中国人の見込み
2010年5月25日、広州日報によると、上海万博の来場予定者のうち、約95%が中国国内からと予想されている。外国人来場者はわずか5%で、その多くがビジネス目的、純粋に万博を見学したい外国人はそれほど多くないとみられる。
記事によると、上海万博は開催期間中に7000万人の来場者を見込んでいるが、このうちの約95%が中国国内からの来場者になると見られている。このため、世界各国や国際組織、企業は、中国や中国市場に自身をアピールするまたとない貴重なチャンスと捉えているという。
上海市人民政府新聞弁公室の調査によると、外国人、特に欧米人にとっては、ビジネスチャンスを見つけることが万博参加の主要目的になっている。このうち、ビジネスへの期待が最も高かったのは北米からの来場者(32.9%)で、続いて欧州からの来場者(21.4%)だった。一方、「観光・レジャー」目的は、アジアからの来場者が30.6%と最も高かった。
上海万博の「高級」日本料亭に予約殺到
日本の華字紙「日本新華僑報」は24日、「3000元(約4万円)という非常に高価な料理を提供する上海万博・日本館内の高級料亭は、中国の未来における飲食産業の手本となるかもしれない」とする記事を掲載した。中国新聞網が伝えた。
上海万博の日本産業館1階で営業する高級料亭「紫 MURASAKI」はキッコーマンの監修のもと、京都の老舗料亭「菊乃井」、「たん熊北店」、「魚三楼」が共同で営業する超高級料亭だ。
経済発展の著しい上海といえども、中国の人びとが気軽に手を出せる価格設定ではなく、万博の開幕前には「閑古鳥が鳴くのでは」と疑問が寄せられることもあった。しかし、実際に開幕してみると、「紫 MURASAKI」には予約が殺到、5月時点ですでに6月分の予約が埋まるほどの人気を集めている。
「紫 MURASAKI」で使われている原材料はほとんどが中国産のもので、価格的には比較的安価で手にはいるものばかりだ。これに対し、記事では、「中国ではいくら高級と言えども、1人3000元もするレストランはそれほどないだろう。それでも人びとが『紫 MURASAKI』に殺到する理由は一体何だろう?」と疑問を綴った。
続けて記事では、日本料理の特徴について「健康的な食べ方と素材が持つ味を追求する日本料理は、鑑賞性にも富む」と詳しく紹介。日本料理は料理人と客が料理を通じて心を通わせるとし、料理を提供する側の客に対するサービスには一貫して尊敬や思いやり、慈(いつく)しみが込められていると紹介した。
さらに、上海万博が世界に中国を紹介すると同時に、中国が世界から学ぶ機会を提供するイベントであるならば、「紫 MURASAKI」は日本の飲食サービスに関する理念を中国に伝えるものであるとし、中国の未来における飲食業にとって大変参考になるものであると指摘した。
上海万博の入場者数、今週の1日あたり30万人を超える見通し
上海万博事務局によると、24日から30日まで、上海万博の1日あたり入場者は30万人を超える見通しだ。中国国際放送局が伝えた。
事務局によると、22日の団体客は約16万人、23日の団体入場者は12万人だった。さらに今週の平均団体予約人数が14万人であることから、今週の1日あたり平均入場者数は30万人を超えることが予想される。
なお、23日午後6時までの累計入場者数は505万1300人となった。
兵馬俑で新発見、彩色が施された兵士俑を公開!
2010年5月18日、中国陝西省西安市が世界に誇る歴史的遺産・兵馬俑で、新たに発見された兵士の俑が3体、公開された。チャイナフォトプレスの報道。
秦始皇帝兵馬俑博物館の1号坑で発見された3体は彩色が施されており、その保存状態は良好。うち1体は瞳孔が褐色に彩色されており、一般的に黒で色づけされている兵馬俑とは異なる。
同博物館1号坑は、09年6月に3回目の発掘を開始。200平米の調査面積から数多くの兵馬の俑や武器が発見されている。発掘調査隊を率いる許衛紅(シュー・ウェイホン)氏によると、これまでに120体の歩兵や戦車兵の俑が発見された。
兵馬俑は、秦始皇帝陵付近にこれまで3か所が発見されている副葬品群。74年に地元農民が偶然に発見し、87年には世界文化遺産に指定されている。埋蔵されている兵馬の俑は8000体と言われている。
『たっぷり西安4日間』
旅行代金;103,000円 出発日;6月の毎週木・日曜日
※7月以降、75,000~131,000円(古都大酒店利用)
(大人お一人様/エコノミークラス/2名1室利用)
【旅のポイント】
①世界遺産の『兵馬俑坑』を訪れます。
②西安名物料理を堪能!
③陝西歴史博物館を見学
④西安のシンボル『大雁塔』を訪れます。
※旅行代金は燃油サーチャージを含みますが、空港税は別途必要となります。日程等詳しくはお問合せ下さい。