Archive for 2月, 2011

地下鉄の営業総延長距離、2020年までに1000kmに

 2011年2月15日、交通渋滞の解消やラッシュ時の混雑緩和のため、北京市政府は同市の地下鉄の営業総延長距離を2020年までに1000kmにする計画だという。中国経済週刊が伝えた。

 北京市の地下鉄は、2010年末現在で13路線が営業している。同市政府は、現在建設中の新路線を加えて、第12次5カ年計画(2011~15年)の最終年となる2015年までに合計19路線、総延長距離561kmを完成させ、第13次5カ年計画(2016~20年)期間には営業総延長距離1000kmを達成する計画だ。

 同市の地下鉄路線は、当初の4路線が開業して以来、1990年代末まで新たな路線が建設されなかった。最大のネックとなったのは資金調達の問題だった。しかし現在は状況が全く異なっている。同市の地下鉄事業の資金調達を担当している北京市基礎設施投資有限公司の田振清(ティエン・ジェンチン)社長は「北京市政府の支援などによって外部からの資金調達が進み、すでに2015年の建設予定分の資金手当はほぼ終わっている」と語る。

 また、総延長距離の拡大のほか、編成車両数の増加(6両から8両へ)、運行間隔の短縮、列車のスピードアップなどの対策を取り入れていく方針だという。

中国人観光客向け「春節商戦」が大繁盛、最も売れたのは腕時計

 2011年2月14日、春節(旧正月)の大型連休に来日する中国人観光客に照準を当てた「春節商戦」が各地で大変な盛り上がりを見せた。各商業施設では通訳サービスを充実させるなど様々な取り組みが展開されたが、果たしてどれほどの効果があったのだろうか?網易旅游が伝えた。

 大手家電量販店ヨドバシカメラが発表した、春節期間にあたる2月3日~9日の売上ランキングによると、中国人観光客に最も人気のあった商品は「腕時計」。これに「デジタルカメラ」と「化粧品」が続いた。6日だけで中国のデビットカード・銀聯(ぎんれん)カードによる決済額は2300万円、現金での支払い額は1000万円に達した。

 また、映画『狙った恋の落とし方。』のロケ地となったことで一躍、中国人に人気の観光地となった北海道では春節期間中、ホテル・旅館に1泊以上宿泊した中国人観光客の数が前年同期比30%増を記録した。

 各商業施設では中国人客向けに、春節を祝うめでたい言葉が書かれた「春聯」や赤ちょうちんを店内に飾るなど、春節ムードが演出された。北海道のさっぽろテレビ塔は旧暦1月1日にあたる今月3日晩、中国人が好きな赤のイルミネーションに切り替えた。7日に開幕したさっぽろ雪まつりでも、中国の世界遺産「天壇公園の祈年殿」の大雪像が目玉として登場した。

 2010年に来日した中国人観光客の1人当たりの消費額は9万5581円に上り、外国人全体の平均額5万1844円を大きく上回った。昨年来日した中国人観光客は延べ141万3100人に上ったことから、買い物での消費だけで1年間に1351億円分も日本に貢献した、と記事は伝えている。

上海など5都市で新エネ購入に補助金

 中国財政部などは9日、電気自動車(EV)などの新エネルギー車の個人向け購入補助制度の実施細則を発表した。それによると、6月1日から、上海、長春、深セン、杭州、合肥の5都市で補助金の支給が始まる。7日付新聞晨報が伝えた。

 給付額はプラグインハイブリッド車(PHV)で1台当たり最大5万元、EVで同6万元。中央政府がメーカーに支払い、消費者へはこの補助金を差し引いた価格で販売される。メーカー各社のPHV、EVの各販売台数が5万台に到達した段階で、実施を継続するかどうかを検討する。

 低燃費車向けの購入補助制度の実施細則も同時に発表された。排気量1600cc以下の小型車で、燃費効率を現行基準より20%改善させたガソリン・ディーゼル車(ハイブリッド車を含む)の購入者に、1台当たり3000元の補助金を給付する内容となる。

「麺づくりロボット」発売

 河北省張家口市に住む民間発明家の崔潤全さんは、このほど完成させた「刀削麺(とうしょうめん)づくりロボット」を発表した。崔さんが発明した同種のロボットとしては第4世代に属し、従来型よりも◆外観が優美◆構造がシンプルで高性能――などの特徴があるという。2月末には本格生産に乗り出し、発売する予定だ。中国新聞社が報じた。

 刀削麺は、水でこねた小麦粉の大きな塊を、V字型をした刃物でそぎ落として麺を作る。麺は宙を飛び、湯が沸き立つ鍋に落ちる。麺を1本ずつ作るので、もたもたしていると最初の麺がゆだってしまう。調理に際しては手際のよさと、麺をできるだけ長く均質につくる腕前が必要。

 崔さんによると、自動車のワイパーを応用して、麺づくりロボットを作った。小麦粉のかたまりの固さに応じて、動きを調整できる。人間の調理師が作る場合は、湯が煮えたぎる鍋の前で重い小麦粉のかたまりを持って作業するので、汗がしたたり落ちるが、ロボットの方が効率がよい上に衛生的という。

 親類が経営する飲食店で使ってもらったところ、大好評だったという。北京では、事業を共同で進める会社が見つかり、2月末には本格的生産に乗り出し、発売する予定の様子。

「日本の信頼を得た」焼ウナギ輸出が約8割増

 輸出向け焼ウナギの生産が盛んに行なわれている中国・福建省で、昨年の焼ウナギ輸出総額が前年比で約8割増加したことが分かった。中国新聞網が伝えた。

 福建省出入国検疫局は12日、2010年に同局から輸出された焼ウナギが前年比17.42%増の1万4600トン、輸出総額が同79.87%増の3億100万米ドルに達したことを発表、また輸出平均単価も同53.19%増の1キロ当たり18.31ドルとなったとした。

 同省の焼ウナギ製品は主に日本、アメリカ、韓国、香港、シンガポール、カナダ、オーストラリアなどに輸出されているというが、中でも日本は全体の75.6%を占めるという「超お得意様」である。記事では、厚生労働省の関係者が昨年同省を訪問し、品質安全管理体制や企業管理体制について理解を深めたことで、「中国の焼ウナギの品質に対する安心感が増した」と紹介した。

 安心・安全なうなぎを美味しく食べる事が出来るのは、喜ばしい事でしょう。

 同省ではここ数年で輸出ウナギの品質安全モデル地域づくりに取り組んでおり、輸出食品のトレーサビリティ制度や、全工程における品質管理体制を整えてきたという。記事は「2009年より現在に至るまで、輸入国において中国産焼ウナギのネガティブな報道は行なわれていないことが、輸出貿易の健全な発展を促している」と評した。

人民元レートが再び最高値更新 今年0.57%上昇

 春節連休明け最初の取引日となった9日、利上げ発表に後押しされ、人民元為替レートは好調なスタートを切った。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

 9日と10日、人民元の対ドル為替レート中間値は春節前の小幅上昇に続き、再び為替改革後の最高値を更新した。人民銀の近ごろの措置、中間値の変動幅と直物市場の動きを関連付けて見ると、人民元は安定した動きを続けると予想されている。

旧正月の1週間で3.5億人が移動

 2011年2月9日、中国国家発展改革委員会の発表によると、2月2日~8日までの旧正月をはさむ1週間で、鉄道、道路、水路、空路あわせて前年比13.5%増の3億5700万人が移動したことが分かった。10日付で京華時報が伝えた。

 同委によると、鉄道が前年比9.5%増の3220万人、長中距離バスが同3%増の1019万人、有料道路などが同13.8%増の3億1100万人、客船など水路が同24%増の878万人、空路が同6%増の507万人だった。鉄道では、同期間に2904本の臨時列車が増発された。

 同委は、今年は輸送力不足による帰省客等の足止め現象はみられなかったと発表した。

中国の旧正月、全土でのべ3億5700万人が「大移動」

 中国新聞社によると、今年の中国では、旧正月(春節)休暇にあたる2月2-8日までで、昨年比13.5%増ののべ3億5700万人が、全国の鉄道、道路、航空、海上輸送などの交通機関を利用したことが分かった。

 国家発展・改革委員会によると、今年の旧正月休暇の鉄道利用は昨年比9.5%増のべ3220万人、中・長距離バス利用はのべ1019万人(同3%増)、自動車などによる道路の利用はのべ3億1100万人(同13.8%増)、海上輸送などではのべ878万人(同24%増)、航空機はのべ507万人(同6%増)だった。鉄道では、約2904便が臨時に増発された。

travie いけいけ台北3日間 (2010.10~2011.03)

2日目観光付プラン・フリープランが選べる

いけいけ台北3日間  ¥42,800~¥92,800

(3日間、エコノミークラスホテル利用/2名または3名1室利用時の大人1名あたりの金額)

2010.10-11.03 travieいけいけ台北3日間(表)2010.10-11.03 travieいけいけ台北3日間(裏)

 

 

 

 

 

 

 

 

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※ツアー代金には空港諸税、及び燃油サーチャージが別途必要となります。

上海万博中国館が再オープン、旧正月にのべ4万人が「5時間待ち」行列

 網易によると、昨年12月1日から一般公開を再び開始した、上海万博のメインパビリオン「中国館」では、旧正月(春節)期間の来場者が、1日あたりのべ4万人、3日-8日全体で、のべ30万人を記録し、大いににぎわった。

 昨年12月から「再オープン」した中国館では、会期中に逃した見学のチャンスをものにしようと、多くの人が集まった。来場者は、大晦日(2月2日)以降、急激な増加を記録し、新年2日目の2月4日には、のべ4万8000人、3日-8日全体で、のべ30万人が中国館を訪れた。

 会場では旧正月中、午前10時の時点ですでに客足がピークに達し、中国館への入場に約5時間かかる場合もあったという。運営側は、入場券の販売開始時間や開館、閉館時間の延長などで、多数の来場者に対応した。