Archive for 8月 1st, 2011

北京‐上海の航空便搭乗率9割まで戻す

ここ最近続いた京滬高速鉄道の故障頻発により、航空便の人気が回復し、5月・6月までの水準に戻っていると解放牛網が伝えている。

26日から中国国際航空が新型航空機B777‐300ERを投入したほか、中国東方航空でも一部で機体を大型機へ変更するなど、旅客増加に対応している。

従来の慣例であれば、B777‐300ERのような新型機はまず国際線に投入されるのが普通だが、中国国際航空では今回国内線に新型機の1番機を投入しこの北京‐上海線に投入し競争力向上に使われたことになり、この路線の重要性を示すものとなっている。  中国国際航空の関係者によると、北京‐上海のエアシャトル便の搭乗率は85‐90%となり、今年5月6月の水準まで戻しているという。新型のB777‐300ERを利用した便も定員311名に対して300名の搭乗があり、実に90%をゆうに超えている。

逆に故障連発の京滬高速鉄道は人気を落としており、例えば25日の11時20分発のG130 列車は16両編成で定員1000人以上のはずだが上海虹橋駅から乗車したのはわずか100名あまりで、乗車率は2割にも達成していないという.