Archive for 2月 16th, 2012

上海市が外国人のための実用中国語能力試験を実施へ

上海市が外国人のための実用中国語能力テストの実施要領を公開し年内にも開始される見込みになったと東方早報網が伝えている。
 上海市では、国家の基本に関する外国語翻訳作業を進めており、公共サービス領域における英文訳が既に一部完成していて、今後交通・観光など8つの分野に関する翻訳を行ないサイト構築を進めていきたいとしている。
 また地元の方言「上海語」に関するデータベースの構築も進められておりこれまで12カ所の調査ポイントで音声の収録を実施し、現在その整理作業を進めており、上海語リーソースを社会でで共有する為のプラットフォームを構築するとしている。
 さらに上海に住む外国人に対して、実用中国語能力テストの実施が検討されており、国家教育部、国家語源委員会の要求のもと実用中国語能力試験の準備が進められているとしている。

免税ショッピング、年内実現目指す=トランジットビザも緩和-上海

 11日付の上海紙・労働報(2面)によると、上海市政府は10日、2012年の観光政策に関する会議を開き、昨年海南省で認められた国内観光客向けの免税ショッピングを、上海でも年内をめどに実現する目標を確認した。国との調整を急ぐ一方、空港の免税店に比べ大規模で取扱商品も豊富な免税店を市内に建設する方針だ。

 また、上海を中継地とする海外旅行客を対象に、2月末から、24時間以内のトランジットなら入国審査手続きを免除。48時間のトランジットビザも発給対象国や利用交通機関を拡大する。

 市は12年の観光収入を前年比10%増の3400億元と予想。観光客数は国内から6%増の2億5000万人、海外から3%増の825万人を見込んでいる。

オールビジネスクラスのA330-200が上海・北京にお目見え

 昨日夕方、香港航空が導入した世界初のオールビジネスクラスのA330-200型旅客機が上海虹橋空港に到着したと時代報が伝えている。

 この香港航空の機体は、仏エアバス社のA330-200型旅客機を、全シートビジネスクラス仕様で設定し、ビジネス客の要求を満足すべく180度までシートを倒せるフラットシートを採用するなど、ビジネスクラスならではの豪華な客席が売りとなっている。

 そのためエコノミーとの混成設定では283席あった客席が116席に減らされ、ゆったりとした座席空間となっている。

 さらに機内WIFIを実現し、10M程度の無料データ通信がスマートフォンやノートパソコンを通じて出来るという。 そしてセルフバーなどの娯楽施設も用意されているとのこと。 今回公開されたA330-200型機は2月末に2号機が引き渡されるのを待って、3月7日から香港―ロンドン線に投入されることが決まっており毎日1往復が運行される。

 さらに6月に納入される3号機は香港―上海便に投入されるとのこと。

なお、15日は北京空港にもこのA330-200型機がお目見えし機内やサービスが公開され、中国のエグゼグティブビジネスマン達に対してPRが行われた。