PostHeaderIcon アジア杯決勝・日豪戦「全アジアが日本の勝利を願っている」

 まもなくキックオフを迎えるサッカー・アジアカップ決勝戦、日本―オーストラリア戦。過去3回の決勝進出で全て優勝している日本の「不敗神話」が守られるか、アジアサッカー連盟加入後2回目のアジアカップで初優勝を目指すオーストラリアが勝利するか、中国でも注目が集まっている。中国新聞網は、アジア対オセアニアの対抗戦として「日本の勝利をアジア全体のサッカーファンが望んでいる」とする展望記事を掲載した。

 記事では、今大会の決勝戦が「本来はアジアサッカーの頂点を決める戦いであったはずが、オーストラリアが決勝に進出したことでアジアサッカーとオセアニアサッカーの対抗戦に様変わりした」とし、「ほぼ全てのアジアのサッカーファンは、日本が決勝戦でオーストラリアを破り、アジアサッカーの栄光を守ることを感情的に望んでいる」と形容した。

 そして、オーストラリアは今大会で1失点しかしていないことや、戦術面では日本には遠く及ばないものの、キューウェルのようなスター選手の実力を看過できないことを挙げ、彼らが虎視眈々とチャンピオン奪取を狙っていると解説した。

 これに対して日本のザッケローニ監督はオーストラリアを全く問題にしていないとした上で、韓国戦後の「日本は既にアジア最強のチームである」という言葉を紹介した。また、主戦力であった香川が骨折により決勝戦に出場できないことが日本にマイナスの影響を与えると思われる中で、同監督は「香川がいなくても本田がいる。我々はきっと勝利する」と不安説を一蹴したことを伝えた。

 決勝戦の模様は、中央テレビ(CCTV)が生中継を行うことになっている。

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