PostHeaderIcon 中国のパンダ2頭が21日に上野動物園へ、3月下旬から公開

パンダの比力と仙女 東京の上野動物園が中国から借り受ける2頭のパンダが、21日に上野動物園に到着する予定であることが分かった。上野動物園では2008年4月に「陵陵(リンリン)」が死亡してからパンダが不在だったが、およそ3年ぶりにパンダを迎えることになる。中国国際放送局が報じた。

 2頭のパンダはともに5歳で、名前はオスが「比力(ビーリー)」、メスが「仙女(シエンニュ)」だ。

 パンダは21日未明に四川省のパンダ保護研究センターを出発、上海を経由して午後9時ごろ成田空港に到着し、同日深夜に上野動物園に運ばれる予定だ。新しい環境に慣らした後、3月下旬から公開される見通しだという。

 パンダの借り受け期間は10年間で、中国側には保護協力資金として年間95万ドルが支払われる。

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