PostHeaderIcon 2010年の10大商業都市ランキング発表

 2011年2月17日、中国新聞網によると、中国国内の各都市を対象に行われた商業調査で、「2010年10大商業都市」が明らかになった。結果は上位から順に北京、上海、広州、深セン、天津、重慶、武漢、成都、蘇州、南京。

 記事によると、10年、各都市では積極的な商業関連施設の建設や改造、特別セールの開催などを通して社会消費財の小売総額が大幅に伸びたという。なかでも天津市は2903億元(約3兆6710億円)を記録、前年から大きく順位を上げた。

 6230億元(7兆8781億円)の北京は3年連続でトップの座を守った。自動車販売額では、11年から施行されたナンバー制限などの政策を受けた駆け込み需要も後押しした。11月と12月の販売台数はそれぞれ15万1000台と23万6000台に上っている。

 前年からの伸び幅が最も大きかったのは広州。社会消費財の小売総額は前年比24.2%増、消費全般でも17.5%増を記録した。現代的な高級デパートなどを重点的に開発し、トップブランドを集める戦略が奏功したとみられる。中国全体の社会消費財小売総額は同18.8%増の15兆4554億元(約195兆4401億円)。

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