PostHeaderIcon エアー・アジアが来年にも上海へ乗り入れ、1枚50元の記念チケットも

  アジア最大のLCC(ローコストキャリア=格安航空会社)であるエア・アジア社が、来年2月にも上海に乗り入れてくる予定だと東方早報が伝えている。
 マレーシアのエア・アジア社が昨日上海市内で発表したところによると、同社は来年2月19日から正式に上海市場へ参入を開始するとし、上海―クアラルンプールを就航させるとした。
 また就航記念として、同区間に1枚50元(約660円:税別)のチケットを1万枚発行するとしている。
 中国ではすでに中国東方航空と、オーストラリアのカンタス航空傘下のLCCジェットスター社が共同で香港にジェットスター香港という会社を設立し、やはり来年にも運行開始を予定していることから、今後アジアの格安航空市場が激化することが予想されている。
 ただ、今回発売される格安航空券も税金などを含めると片道900元程度となり、さらに1便あたり25枚程度しか適用されないことから全座席の5%程度の人しか恩恵にあずかれず、さすがにタダ同然で海外旅行というわけにはいかないようだ。

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