オールビジネスクラスのA330-200が上海・北京にお目見え
昨日夕方、香港航空が導入した世界初のオールビジネスクラスのA330-200型旅客機が上海虹橋空港に到着したと時代報が伝えている。
この香港航空の機体は、仏エアバス社のA330-200型旅客機を、全シートビジネスクラス仕様で設定し、ビジネス客の要求を満足すべく180度までシートを倒せるフラットシートを採用するなど、ビジネスクラスならではの豪華な客席が売りとなっている。
そのためエコノミーとの混成設定では283席あった客席が116席に減らされ、ゆったりとした座席空間となっている。
さらに機内WIFIを実現し、10M程度の無料データ通信がスマートフォンやノートパソコンを通じて出来るという。 そしてセルフバーなどの娯楽施設も用意されているとのこと。 今回公開されたA330-200型機は2月末に2号機が引き渡されるのを待って、3月7日から香港―ロンドン線に投入されることが決まっており毎日1往復が運行される。
さらに6月に納入される3号機は香港―上海便に投入されるとのこと。
なお、15日は北京空港にもこのA330-200型機がお目見えし機内やサービスが公開され、中国のエグゼグティブビジネスマン達に対してPRが行われた。