PostHeaderIcon 上海に3ドアタイプの低床 公共バス 登場へ

   今年の夏に上海市内へ3ドアタイプの新型公共バスが登場することになったと東方早報が伝えている。
 今回新型の3ドアバスが登場するのは、上海市内の49路系統のバス路線で、ボルボ社製の新型車両40台が今年7月から導入される。
 この新型車両は従来2つドアが主流だった上海の公共バス車両に比べ乗り降りがスムーズになるよう、車両後部にも3つ目の扉が追加されこのため車両長は12メートルに延長されている。
 また車内の床の高さも地上から20センチに下がり、一般客の乗り降りが非常に楽になったほか、車いす利用者のためのスロープが設置され車内にも車いす用スペースが準備されているという。
 さらに動力的にもハイブリッド車となっていて環境に優しく高燃費な仕様となっているとのこと。
 このバスを運行する巴士グループでは、この3ドアタイプバスの導入によりバス停における停車時間の短縮を図り、効率的な車両運用を図りたいとしていて、今後空港や鉄道駅などへの車掌のいるバス路線にこのタイプのバス車両を普及させていきたいとしている。

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