PostHeaderIcon 上海万博開催に伴い、上海市内ホテルの宿泊価格が20%の急上昇へ

上海街並み(イメージ) 2010年1月21日、旅行手配やホテルの予約業務などをネット上で展開する携程旅行網によると、上海万博開催期間中は周辺ホテルの宿泊価格が平均20%近く値上がりする見込みだという。武漢晩報が伝えた。

 関連部門のデータでは、上海万博の開催期間中、ホテルなど宿泊施設の利用者は1日平均50万人に上ると予想されている。現地の宿泊施設のベッド数から考えると、平日の月曜~木曜はほぼニーズを満たすことができるが、週末や上海万博協会指定の特別日(5月の連休、10月の国慶節の連休、万博閉幕前の1週間)は、5万~10万人分のベッド数が不足する見込みだという。

 こうした事情を背景に、上海に数百軒ある万博協会提携ホテルの価格が上昇し、上昇幅は平均約20%に達すると予想されている。現段階でもすでに、国際的に有名なホテルはオリジナル宿泊プランを打ち出しており、価格が8~19%上昇。5つ星ホテルの価格は平均1400元(約1万8800円)、4つ星ホテルは平均700元(約9400円)程度になっており、中クラスのホテルは平均11%以上値上がりしている。

 また、ホテルの所在地によっても値上がり幅が異なっている。万博会場沿線や地下鉄沿線のホテルは平均25%前後値上がりして280~350元(約3800~4700円)に、ビジネスホテルは平均約18%の値上がりとなっている。

 この時期、上海へ出張や旅行をご予定の方は、『会場沿線のホテルは5月ごろにはベッド数が不足するだけでなく、価格も上昇するため、早めの予約』をお勧めします。

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