PostHeaderIcon 上海万博開幕式の入場券が高騰、北京五輪に並ぶか?

 開幕まであと少しに迫っている上海万博で、5月1日のオープニングセレモニー入場券が高値で取引され始めていることが中国新聞社によって伝えられている。

 上海万博のチケット販売に関する規定によれば、チケットは銀行で購入することができ、1月1日から4月30日までの前売価格は190元(約2470円)、開幕後の価格は200元(約2600円)となっているという。しかし、ネット上では大きく価格が変動し、現時点で定価の2.5倍となる500元(約6500円)で入場券が販売されているという。「500元チケット」の出品者は、昨年10月に銀行で180元の価格で購入したチケットを売っているとのことで、なぜそんな高値で売っているのかという質問に対して「金儲けのため」と答えている。

 上海万博はメーデーに伴う3連休とちょうど重なる形で開幕するため、この期間のチケットはすでに入手困難になっている。このため多少高額な価格設定をしても買い手には困らないようである。記事では、「このような行為は違法」とうたっているが、今後もさらに高値の取引が行われるものと思われる。ここで、2年前の北京オリンピックのチケットはどの程度値上がりしたか振り返ってみよう。

 開幕1年半前の07年2月ににオリンピック組織委員会が発表した北京オリンピック開会式のチケット価格は200~5000元だった。それが開幕直前になると数万元で取引されるようになり、最高50万元の値がついたとも言われた。北京オリンピックほどの高騰ぶりはないにしても、中国そして上海市が威信をかけて準備した晴れ舞台のお披露目にどの程度の値がつくのか注目してみたい。

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