PostHeaderIcon 北京ー広州の高速鉄道は26日開通、世界最長距離を7時間59分

     
 
 建設が進められていた北京―広州間の京広高速鉄道が今月12月26日に全線開通する運びとなったと北方網が伝えている。
 中国鉄道部によれば、今回京広高鉄が開通すれば全線で2294キロと世界最長の高速鉄道となり、中国政府が推進をする縦四横四の高速鉄道網の重要な屋台骨となって河北省石家庄、河南省安陽、鄭州、信陽、湖北省武漢、赤壁、湖北省長沙、そして広東省の都市が1本に繋がるとしている。
 また従来の京広鉄道から旅客と貨物運搬の分離が可能になり輸送ネットワークの効率化も図られるとのこと。
 さらに2015年には深センを経由して香港までの延長が予定されており、北京から香港まで高速鉄道で乗り換えなしでの旅が実現しそうだ。
 なお設計最高速度は時速350キロで建設されているが、安全のため当面時速300キロで走行させ、北京―広州間は最速列車で7時間59分で結ぶことになるとしている。

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