PostHeaderIcon 薬局での風邪薬購入には身分証明証の提示が必要に

 上海の一部の薬局では今後新康泰克(コンタック)や泰諾(タイノール)と一般の風邪薬の購入の際に、購入量の制限を受けたり身分証明書(外国人はパスポート)の提示が必要になると東方早報が伝えている。
 最近国家食品薬品監督管理局から出された通知によると、薬品一包装あたりのエフェドリンの含有量を抑制することが求められ、併せてこれらを販売製造する企業に対して、購入者の身分証明書を確認することが求められることになった。
 上海市薬監局流通処によれば、上海では既に市販薬局店に対してエフェドリンを含む薬を2瓶以上販売する際には身分証明書の提示を求めることになっていたが、強制ではなく大量購入などの異常が発見された場合に公安当局へ報告される程度の注意に留まっていた。 上海市では国家規定に基づき2008年から各薬局に対して薬物の購入は同一種最大5箱までと定められ、実際大部分の薬局では2箱以上の購入の際は身分証明書の提示が求められているという。
 このような購入制限を受ける背景にはエフェドリンが麻薬の原料となり悪用されるケースがあるからだとしている。

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