PostHeaderIcon 全日空、中部国際空港─上海路線の3月再開へ=11年度航空輸送事業計画

ANA全日空(イメージ) 全日本空輸(ANA)は18日、2011年度航空輸送事業計画を発表し、成田─成都路線を6月に開設することを明らかにした。

 現在、中国には9都市10空港に定期便を運航しているが、内陸部に就航するのは初めて。日本から成都に行くには北京や上海で中国国内便に乗り継ぎが必要だったが、直行便により利便性を高める。昨年10月から休止していた中部国際空港─上海路線は3月から再開する。成田─成都、中部─上海路線はいずれも週7往復を計画。

 また、昨年11月に発効した日米航空自由化(オープンスカイ)協定を受け、同じ航空連合に所属する米ユナイテッド航空、米コンチネンタル航空と4月1日から共同事業を始める。成田─サンフランシスコ、成田─ロサンゼルスなど日米間の15路線で運賃を共通化し、相互にダイヤ調整を行う。

 国内線では羽田発着路線を中心に増便を図り、地方路線は需要に応じて再編した。

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