PostHeaderIcon 上海の浦東・虹橋空港間にシャトル鉄道の計画

   
             上海の2大空港である浦東・虹橋の両空港を結ぶ快速シャトル鉄道が計画されていると東方網が伝えている。
 これは昨日開かれたアジアビジネスジェット展覧会の明らかにされたもので、現在上海ではビジネスジェットに対する対応能力を強化しており、3~5年以内に年間の発着枠を現在の年間6000回から2万5千回に高める計画であるとしている。
 また併せて上海市政府では浦東国際空港と虹橋国際空港を結ぶ快速シャトル鉄道を建設し、両空港間をおよそ30~40分程で繋ぐ計画を検討しているとしていて、現在の地下鉄2号線利用をして2時間かかる両空港間の時間距離を大幅に縮めたいとしてる。
 現在上海の空港では年間3800回のビジネスジェットの離発着があり、全国の3分の1を占めるほどになっているとしており、毎年増え続けているという。
 ただ空港の収容能力が現在極限まで来ていることから、虹橋空港では4000㎡の格納庫を新設する予定で、これをビジネスジェットの停泊に充てたいとしている。
 また浦東空港でも現在3本の滑走路があるが、これにさらに2本追加して一部をビジネスジェット用に提供する計画があるとのこと。
 快速シャトル鉄道とビジネスジェットへの対応で、都市としてのビジネス機能が空港機能の充実によってさらに高まることが期待されている。

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