Archive for 7月, 2012

地上100階で‘‘空中ヨガ’’、上海環球金融中心で実施 

  上海浦東陸家嘴にある上海一の高層ビル「上海環球金融中心」の地上100階の展望スペースで“空中ヨガ”が実施されたと東方早報が伝えている。
  これは上海環球金融中心観光ホールのイベント活動として実施されたもので昨日早朝7時から、この空中ヨガ教室に参加した生徒さんたちが、地上100階高さ474mの世界一高い展望台スペースで、ヨガ教室に参加した。
  ヨガの講師の指導の下、普段はスーツなどに身を包む陸家嘴地区のOL達などが、上海の街並みを足元に感じながら音楽に合わせてヨガを体験し、まさにふわふわと浮き上がる感覚だったのだろう。
  この空中ヨガは今後も7月28日、8月11日、8月25日と実施が予定されており、さらにこのほか太極拳を学ぶ“空中太極拳”の企画も予定されているとしている。

上海浦東空港にDHLの北アジア拠点完成、輸送量は世界一を目指す 

 7月 12日国際大手物流グループのDHLが上海浦東空港そばに物流ハブセンターをオープンさせたと東方早報が伝えている。
 今回建設された国際物流ハブセンターは1.75億ドルを投資して建設され、DHL社が中国に進出して以来最大の投資となり、アジア最大の物流ハブ拠点となるかもしれないとしている。
 このDHLの物流ハブの開所式には上海機場(空港)グループの総裁である李徳潤氏も出席し、李氏はこの席上で「DHL社の大型物流ハブの拠点が建設されたことは、香港や米国メンフィス空港を抜いて世界一の貨物取扱量を目指す浦東空港にとっては大きな助けである」と話したという。
 また現在世界の空港の中で4年連続3位となっているが、2位との差は60万トンであり、2015年までに世界一を目指したいとしている。
 今回オープンしたDHLグループの物流ハブは浦東空港の西貨物運輸区の第三滑走路付近にあり、総面積8.8万平方メートルでサッカー場13個分の広さがあるとしている。
 DHLでは、今後2年以内に再び1.32億ドルを投資し8期の専用機を導入して上海と北アジア、欧米の各地を結ぶ国際路線を開通させる予定とのこと。
 上海浦東空港には既にUPSグループの物流拠点も存在し、世界の二大物流企業がハブ拠点を同じ空港に設置していることになるが、さらこのほかFedexとTNTも専用の貨物エリアを有する上、Fedexが大規模拠点設置について8月にもサインが行われるという情報も有る。
 今後ますます世界のハブ空港として成長が期待されていると言える。