Archive for 1月, 2011

アジアカップで優勝した日本、わが国からの羨望の声で喜ぶ

 サッカーアジアカップで日本が4度目の優勝を果たしたことを受け、捜狐体育報は30日、「日本の奪冠を目の当たりにした中国サッカーはどこに向かうのか」と報じた。

 捜狐体育報は、日本の各メディアの報道を引用し、また120分の激闘のすえに、オーストラリアに勝利し、「2大会ぶり4度目のアジア制覇で史上最多優勝国」となったことを高く評価したと伝えた。

 今回の結果に対して、「コンフェデレーションズカップの出場権を獲得しただけでなく、本田圭佑選手が大会MVPも獲得し、欠員も出た中で優勝を果たしたことはワールドカップ南アフリカ大会後に本質的な飛躍を遂げた証(あかし)だ」と報じた。

 さらに記事は、「日本メディアがこぞって、中国メディアや中国サッカーファンの反応を報道していることが興味深い」と報じ、「わが国からあがった羨望(せんぼう)の声は日本メディアを得意にし、喜ばせた」と報じた。

 記事は、日本と韓国が高い科学技術を持ち、経済を大きく発展させたのはサッカーにおける成長と同じ原理が存在すると指摘、「今回のアジア杯をきっかけに中国サッカーは虚勢(きょせい)を捨て、真摯(しんし)に世界の強国に向かい合い、近隣の日本、韓国、北朝鮮を尊重しつつ学ぶべきだ。そうすることで初めて今後のワールドカップ出場への可能性も生まれてくる」と伝えた。

【中国総領事館】春節休暇のによる休館の案内

2011 中国領事館春節休館の案内 中国の春節休暇に伴い、中国総領事館(名古屋)は2/2(WED)~2/6(SUN)まで休館し、2/7(MON)より通常開館致します。

 これに従い、弊社では2/2~6の間、査証の申請収受が出来ませんのでご了承下さいます様、お願い申し上げます。

外国人観光客数、中国が仏・米に次いで世界3位に―世界観光機関

 2011年1月26日、国連の世界観光機関(UNWTO)は、2010年の外国人観光客の国別訪問者数で、中国がフランス、米国に次いで世界3位になったと発表した。27日付で環球網が伝えた。

 2010年に外国から受け入れた観光客数は、中国が前年比10%増の5598万人で、09年に3位だったスペイン(5300万人)を抜き、フランス(7895万人)、米国(6088万人)に次いで3位に浮上した。

 UNWTOのタリブ・リファイ事務局長は「中国はアジア唯一の観光大国ではないが、最も注目を集めている国の1つ。世界は今まさに変化しており、世界の中心が変化するのであれば、観光業もこれに伴って変化していくだろう」と指摘している。

アジア杯決勝・日豪戦「全アジアが日本の勝利を願っている」

 まもなくキックオフを迎えるサッカー・アジアカップ決勝戦、日本―オーストラリア戦。過去3回の決勝進出で全て優勝している日本の「不敗神話」が守られるか、アジアサッカー連盟加入後2回目のアジアカップで初優勝を目指すオーストラリアが勝利するか、中国でも注目が集まっている。中国新聞網は、アジア対オセアニアの対抗戦として「日本の勝利をアジア全体のサッカーファンが望んでいる」とする展望記事を掲載した。

 記事では、今大会の決勝戦が「本来はアジアサッカーの頂点を決める戦いであったはずが、オーストラリアが決勝に進出したことでアジアサッカーとオセアニアサッカーの対抗戦に様変わりした」とし、「ほぼ全てのアジアのサッカーファンは、日本が決勝戦でオーストラリアを破り、アジアサッカーの栄光を守ることを感情的に望んでいる」と形容した。

 そして、オーストラリアは今大会で1失点しかしていないことや、戦術面では日本には遠く及ばないものの、キューウェルのようなスター選手の実力を看過できないことを挙げ、彼らが虎視眈々とチャンピオン奪取を狙っていると解説した。

 これに対して日本のザッケローニ監督はオーストラリアを全く問題にしていないとした上で、韓国戦後の「日本は既にアジア最強のチームである」という言葉を紹介した。また、主戦力であった香川が骨折により決勝戦に出場できないことが日本にマイナスの影響を与えると思われる中で、同監督は「香川がいなくても本田がいる。我々はきっと勝利する」と不安説を一蹴したことを伝えた。

 決勝戦の模様は、中央テレビ(CCTV)が生中継を行うことになっている。

中国料理屋台やステージで催し 名古屋で「春節祭」

第五回名古屋中国春節祭 2011.01.29 旧暦の正月「春節」を祝う「名古屋中国春節祭」(中日新聞社など後援)が28日、名古屋市中区栄の久屋広場で始まった。30日まで、中国の伝統芸能や食文化に触れられる。

 名古屋に住む中国人らが実行委を作り、今年が5回目。刃物で削って麺を作る中国料理「刀削麺(とうしょうめん)」を振る舞う屋台や、中国の住宅内につるす伝統的なお守りを販売するコーナーなど40ブースが出店している。

 特設ステージでは、名古屋市中区栄を拠点に活躍する日本人アイドルグループ「SKE48」の歌や中国人女性による雑技や踊りが繰り広げられた。

 董剛(とうごう)実行委員長は「政治ではいろいろな問題が起きるが、草の根レベルで交流を深めたい。たくさんの日本人に来てほしい」と話した。

故宮博物院の文化財整理が終了、所蔵点数は180万点超と判明

 2011年1月26日、北京市の故宮博物院が7年がかりで実施していた所蔵文化財の点検整理が終了した。所蔵品は180万7558点、うち貴重文化財が168万4490点を占めることが明らかとなった。法制晩報が伝えた。

 故宮博物院は26日、文化財点検整理業務の結果を発表した。同博物院設立以来、初めて所蔵品の数が全面的かつ正確に把握された。従来リスト化されていた文化財は、一級~三級までの評価を受けた重要文化財のみで、94万点しかなかった。今回はさらに60万点の古籍や古建築もリストに組み込まれた。

 また、従来は文化財と見なされてこなかった物品も新たに価値を認められた。皇帝や皇后の書画、衣料ダンスなどが含まれる。整理された文化財はネットでリストが公開される予定。

訪日外国人旅行客数は861万人=首位は韓国、2位は中国、3位は台湾

 2011年1月26日、日本華字紙・日本新華僑報によると、10年に日本を訪問した中国人旅行客は140万人を突破。国別で韓国に次ぐ第2位となった。

 統計は26日、独立行政法人・日本政府観光局が発表したもの。訪日外国人旅行客数は全体で前年比26.8%増の861万人を記録。過去最高となった。しかし1000万人の政府目標は未達成に終わった。

 国・地域別では韓国が最多の243万人。前年比53.8%増と大きく伸びた。2位が中国141万人で、前年比40.5%増となった。3位は台湾の126万人(23.8%増)。中国人旅行客は10年9月の尖閣諸島沖中国漁船衝突事故以後、減少傾向に転じたが、全年では大きく伸びた。

【名古屋中華商会】第二次中部華僑華人滑雪交流会のご案内

诸位朋友:
早上好!1月21日的新年会给大家带来兔年新气象,明天又将迎来中部华侨华人的大喜日子-第五届名古屋中国春节祭。相信大家都会欢聚在此,欢乐在此,欢笑在此。在如此喜庆的时候,再给大家送去一份喜悦:第二次滑雪交流活动又出炉啦。恭请滑雪爱好者们籍此良机,再次挑战自我享受大自然带给我们的乐趣。详细情况请参见附件。恭候诸位朋友积极报名。
再次感谢给于此项活动的各协会的大力支持!
2011 第二次滑雪计划 (←詳細はここをクリックしてください。)

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名古屋中华商会
王 立保(オウ リッポ)
TEL:052-387-5168
FAX:052-387-5169
wanglb@nit-jp.com
http://www.nit-jp.com
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自家用車所有は幸せ?その実感は大幅低下、マイカー普及の一方で

 2011年1月24日、広州日報によると、自家用車を所有することの喜びについて、中国の自動車オーナーは数年前と比べその実感が薄らいでいることが分かった。毎年行われている中国の自動車市場に対する調査から判明した。

 調査では回答者に自身のマイカー生活を評価してもらったところ、6割を超える自動車オーナーが自家用車を購入した当時と比べて「幸福度が下がった」と回答。10点満点で評価すると、6割が「5点」と採点。2割は「3点」と答えた。10年の調査結果を過去数年の調査結果と比較すると、自家用車が急速に普及する一方で、自動車オーナーの幸福度はおよそ半減しており、自家用車を所有していることも喜びと憂いが相半ばするようになっている。

 幸福度が半減した原因は以下のようなもの。1)以前と比べて自動車が購入しづらくなったこと。農村への自家用車普及政策や新車買い替え促進政策にまつわる政府の援助や優遇がストップしたことが背景にある。2)運転がしづらくなったこと。慢性的な渋滞、それに伴って一部の都市ではナンバープレート別に時間帯やエリアの使用制限がかけられる政策も実施された。外出先で駐車場が見つからないなどの不便も増えたようだ。3)車両の購入価格は下がっているものの、維持費が高くなってきていること。以上のような要素から、「金さえあれば自家用車が持てる」という時代は終わり、自家用車所有を諦める層も増えていることが考えられる。また、「どのように買い、どのように運転するか」をよく考慮する必要性が出てきた。

 よりハイクラスの車に買い替えても、かえってガッカリするケースも多い。価格は下がってきているものの、「お金はあるのに品薄で希望のモデルが買えない」「割高な車両しか買えない」というケースが増えているほか、増産のため車両の品質低下が進み、リコールも増加する傾向にある。

 環境に配慮したクリーンエネルギー車については、多くの消費者が関心を示すものの、価格の高さやモデルの少なさ、技術面での不安などから「世間で騒がれているほどには購入熱は高まっていない」と考える人が多いことが分かった。ただ、9割を超える消費者が「政府による補助金政策下ならば、クリーンエネルギー車を選ぶ」としている。

五輪会場前で「縁起物」から出火、観光客大喜びで「記念撮影」

 「鳥の巣」の愛称で親しまれている北京のオリンピックスタジアム前で設置作業が行われていた、2011年の干支であるウサギの大型モニュメントの一部から出火して黒煙がたちこめる騒ぎがあった。縁起物として飾られる予定だったモニュメントが燃えるという縁起でもない事態にもかかわらず、記念写真業者は大喜びだったようだ。中国網が伝えた。

 24日午後、オリンピックスタジアムの西側で設置作業が進んでいた「祥雲玉兎」のモニュメントから火の手があがり、骨組みと台座部分の「祥雲」が焼けた。原因は溶接の火花が燃えやすい発泡スチロール素材に付着したためだという。

 完成すれば「祥雲」の上に干支のウサギが乗るというおめでたいモニュメントとなる予定だったが、雲は焼けただれ、難を逃れたウサギも地面に放り投げられるという、縁起物らしからぬ扱いを受けてすっかり台無しに。

 そんな状況の中、ホクホク顔になったのは周囲にいた記念写真撮影業者だ。「普段は誰も撮らせてくれないのに、火がついたとたんにみんなやってきて『写真撮ってくれ』って言うもんだから。あの火のおかげで売り上げ倍増だよ」と語るように、モニュメントが燃えていた約20分の間に、20人以上の観光客の「記念写真」を撮影したという。いささか不謹慎な話にも思えるが、未完成で終わったモニュメントは彼らに十分な「ご利益」をもたらしたようだ。