Archive for 1月 29th, 2011

アジア杯決勝・日豪戦「全アジアが日本の勝利を願っている」

 まもなくキックオフを迎えるサッカー・アジアカップ決勝戦、日本―オーストラリア戦。過去3回の決勝進出で全て優勝している日本の「不敗神話」が守られるか、アジアサッカー連盟加入後2回目のアジアカップで初優勝を目指すオーストラリアが勝利するか、中国でも注目が集まっている。中国新聞網は、アジア対オセアニアの対抗戦として「日本の勝利をアジア全体のサッカーファンが望んでいる」とする展望記事を掲載した。

 記事では、今大会の決勝戦が「本来はアジアサッカーの頂点を決める戦いであったはずが、オーストラリアが決勝に進出したことでアジアサッカーとオセアニアサッカーの対抗戦に様変わりした」とし、「ほぼ全てのアジアのサッカーファンは、日本が決勝戦でオーストラリアを破り、アジアサッカーの栄光を守ることを感情的に望んでいる」と形容した。

 そして、オーストラリアは今大会で1失点しかしていないことや、戦術面では日本には遠く及ばないものの、キューウェルのようなスター選手の実力を看過できないことを挙げ、彼らが虎視眈々とチャンピオン奪取を狙っていると解説した。

 これに対して日本のザッケローニ監督はオーストラリアを全く問題にしていないとした上で、韓国戦後の「日本は既にアジア最強のチームである」という言葉を紹介した。また、主戦力であった香川が骨折により決勝戦に出場できないことが日本にマイナスの影響を与えると思われる中で、同監督は「香川がいなくても本田がいる。我々はきっと勝利する」と不安説を一蹴したことを伝えた。

 決勝戦の模様は、中央テレビ(CCTV)が生中継を行うことになっている。

中国料理屋台やステージで催し 名古屋で「春節祭」

第五回名古屋中国春節祭 2011.01.29 旧暦の正月「春節」を祝う「名古屋中国春節祭」(中日新聞社など後援)が28日、名古屋市中区栄の久屋広場で始まった。30日まで、中国の伝統芸能や食文化に触れられる。

 名古屋に住む中国人らが実行委を作り、今年が5回目。刃物で削って麺を作る中国料理「刀削麺(とうしょうめん)」を振る舞う屋台や、中国の住宅内につるす伝統的なお守りを販売するコーナーなど40ブースが出店している。

 特設ステージでは、名古屋市中区栄を拠点に活躍する日本人アイドルグループ「SKE48」の歌や中国人女性による雑技や踊りが繰り広げられた。

 董剛(とうごう)実行委員長は「政治ではいろいろな問題が起きるが、草の根レベルで交流を深めたい。たくさんの日本人に来てほしい」と話した。