Archive for 3月, 2013

国内のガソリン価格が新制度施行により値下げ

  今日午前0時から国内のガソリンとディーゼル油など石油製品の価格が値下げされたと中国新聞網が伝えている。 昨夜の国家発展改革委員会からの通知により、国内のガソリン価格が1トン当たり310元値下げ、ディーゼル油価格が1トン当たり300元値下げされることになった。 これにより国内の末端販売価格は90号ガソリンがリッターあたり0.23元の値下げ、ディーゼル油が0.26元値下げとなると見られている。
 また93号ガソリンも再び7元台に戻り、北京地区でリッター7.83元、上海で7.77間、広州で7.89元、その他の地域で7.3~7.4元となるとのこと。
 今回の値下げは石油製品価格決定制度の変更に伴う初めて運用となり、これまで最短22日周期で変更していた価格期間を10日まで短縮し、さらに原油取引価格の変動の目安だった4%枠を撤廃し、よりフレキシブルな市場運用制度に改められた。

北京首都空港で両替可能な通貨が増えて29種類に 

  北京首都空港で両替可能な通貨が4種類増えて29種類になったと北方網が伝えている。
国家外匯(為替)管理局によれば、今月1日から北京首都国際空港における取り扱い外貨の種類を増やしているとし、新たに南アフリカのランド(ZAR)、エジプトのポンド(EGP)、トルコのリラ(TRY)、カタールのリヤル(QAR)の4種類の取り扱いを開始し、これで同空港での取り扱い外貨は29種類になったとのこと。
 この取り扱い外貨の種類は国内最多であるとしており、北京首都空港の3つターミナルの中の27箇所の外貨交換所で交換が可能になっているとしている。

蘇州太湖で梅まつり開幕 

 
  蘇州に春を告げる「第17回蘇州太湖梅まつり」が始まったと東方早報が伝えている。
 江蘇省蘇州市周辺では伝統的に早春の候に梅の花見をする習慣があり、今年も蘇州市の西部の太湖のほとりで梅まつりが実施される。
 蘇州の2大梅観賞スポットの一つともなっている西山梅海は面積も広く、密度も全国一と言われるほど多くの梅が植えられ、圧巻の梅の風景を見せてくれる。

 またもう一方の光副香雪海も乾隆帝が6回も足を運んで梅を観賞したと言われるほどの梅の名所となっている。
 今回の梅まつりでは梅の観賞に合せて、写真コンテストや子供のお絵かきコンテストなど各種イベントを実施し花見シーズンが盛り上げられることになるとしている。

日中友好は安倍首相夫人に期待?中国大使館で拍手喝さい 

   8日の国際婦人デーに合わせて、在日本中国大使館で開かれた“三八国際婦女節招待会”に安倍首相夫人の安倍昭恵さんが出席し、日本のファーストレディとして日中両国の関係回復と健全な発展を期待するとスピーチし拍手喝さいを浴びた。国際在線(CRI Online 中国国際広播テレビ)が伝えている。

  昭恵さんは“三八国際婦女節招待会”の席上で、中国の慣用句「婦女能頂半片天」の「半片天」三文字をスピーチに盛り込み、出席者からは盛大な拍手が起こったという。「婦女能頂半片天」は“天の半分は女性が支えている”という意味だ。日中間に緊張感が増している現在、この招待会に昭恵夫人が出席しスピーチしたのは、安倍首相が早期の日中関係の改善に大きな期待を寄せているサインだとみられている。

  昭恵さんは中国文化、とりわけ京劇が大好きで2006年第一次安倍内閣の時に、首相と共に訪中していると紹介されている。夫を支え、天の半分を支えるアッキーに期待がかかる。

2013上海さくら祭りは3月28日から  

    一年に一度の上海の桜の花の祭典「2013上海さくら祭り」は3月28日から市北部の顧村公園で開催されると上海市公式サイトが伝えている。
 顧村公園では今年桜林が大幅に拡張され50万平米もの桜の観賞区域が設けられる予定になっているとのことで昨年以上に華やかな桜が期待できそうだとのこと。
 今年の桜まつりでは「桜の花シンポジウム」など6つのテーマによるイベントなどが行われ、品種の違う桜が時間差で咲くため、祭りの開催期間である4月21日まで約1か月間桜の花を楽しめるとしている。
 顧村公園へは軌道交通7号線の顧村公園駅下車徒歩5分。

国内航空線の燃油費が10元の値上げ

 
  昨日5日午前零時発券分より、中国の国内航空路線の燃油サーチャージが値上げされたと生活報が伝えている。
 ハルビン空港の担当者によれば、昨日5日から国内線の燃油費について、ほとんどの航空会社において800キロを超える長距離路線では従前の130元が140元に、800キロ以下の路線では従前の70元が80元にそれぞれ10元ずつ値上げとなったとのこと。
 これは航空燃油市場の高騰に伴う措置で、今年に入って初めての値上げとなったとしている。

建設進む上海ディズニーリゾート 毎晩花火で大気汚染悪化? 

    2015年の開業に向けて建設が進む上海ディズニーリゾートのある浦東新区川沙では、市内最低水準だった大気中のPM2.5の数値が最悪になるかもしれないという懸念が住民の間で生じている。原因はディズニーリゾートのアトラクションで打ち上げられる花火だという。東方早報が報じている。

  建設中の上海ディズニーリゾートで予行演習の花火が打ち上げられたのは2月26日と28日の夜。その後ネットでは「とてもきれい。でも観ているうちに心配になってきた。毎晩だとうるさいし、大気汚染は大丈夫なの?」「川沙は空気がきれいだったのに、PM2.5の濃度が上がるかも」「数日前の大きな音はこれだったか。毎晩ただで観られるならいいじゃないか」など様々な意見が飛び交った。
  上海ディズニーリゾートの関係者によると、アトラクションの花火は他の国のディズニーランドの花火と同様の規模と美しさで安全性が確認されており、関係部門とも調整を密にしているという。「我々はアトラクションの花火が住民の皆さまに与える影響を最大限考慮し、環境汚染と騒音を最低レベルにするよう努力いたします」と回答している。
  例えば2005年に開業した香港ディズニーランドでは、周辺の大気汚染レベルを毎日観測し、数値が悪化した場合は花火アトラクションを中止するという。

  ディズニーリゾートの花火より、春節の花火の方が質が悪い気がするが、大気汚染が深刻化している今、毎晩のこととなると心配になるかもしれない。