Archive for 9月, 2011

中国国慶節~香港マカオのホテル値上げ幅90%も連休後半は安く

 今年の国慶節休暇は10月1日(土曜)より7日(金曜)まで7連休(8日と9日は出勤日)となったが、報道によると期間中の香港、マカオのホテルは値上げ率90%となっている。

国慶節に合わせて香港とマカオは大陸からの観光客誘致のため毎年力を入れる。香港海洋公園(Ocean Park Hong Kong)は”ハロウィンパーティー”、香港ディズニーランドも”黒色世界”と題してハロウィンをテーマにアトラクションを繰り広げる。またマカオでは国慶節期間中”2011マカオショッピングウィーク”として花火大会や多彩なアトラクションを用意している。

香港、マカオとも国慶節休暇中のホテルは全て値上がりする。特に10月1日から3日までは3つ星、4つ星とも平常よりほぼ80%~90%の値上げ率となっている。しかしほとんどのホテルで4日から値段が下がるという。

例えば南湖国際の話によると、香港国際空港に隣接する香港天際万豪酒店(ホンコン・スカイシティ・マリオットホテル)では3日までは1泊1500元、4日以降は1泊850元の部屋があるという。

来週末から連休になるがツアーを探せばまだ各種プランがあるようだ。国慶節前半は身体を休めて後半に出かけるのが良いのかもしれない。  

春秋航空が9月30日から北京―上海線に参入、最低価格は290元

中国の格安航空である春秋航空が9月30日から北京―上海の航空路線に参入すると時代報が伝えている。

今回参入する区間では、国慶節期間の最低座席価格が290元と飛びぬけて安く燃油費など諸費用をあわせても480元で先々月に開通した京滬高速鉄道の二等座席555元を下回り非常に人気だという。

この290元の座席は全体の10%程度で、昨日の時点で残っている最低価格は580元となっているがそれでも他の航空会社に比べれば半額程度だとしている。

ただ航空関係者によれば、春秋航空の便が設定されている時間帯が上海発便が21時45分発で北京発便が6時35分と早朝深夜帯に設定されていることから、北京―上海間の航空路線に与える影響は限定的であろうとしている。現に9月30日と10月1日の初就航便も即完売とはならず、数十枚がまだ売れ残っているようだ。

また、やはり新規参入組みの吉祥航空も10月にこの区間への参入を予定しているが、吉祥航空は8月29日に起きた着陸順交代拒否事件のペナルティを受けている最中であり、当初の予定通りこの区間へ参入できるかどうかは微妙な情勢のようだ。

国慶節の上海市内のライトアップ、今年も9月30日から4日間

ここ数年国慶節期間の恒例となった上海市内のライトアップだが、今年も9月30日から10月3日までの4日間の予定でライトアップが実施されることになったと東方早報網が伝えている。

この4日間の期間は上海市内の主要拠点が18:30から23:00までの時間帯にライトアップが行われ、市内が華やかな雰囲気に包まれ建国を祝うことになる。

また、黄浦区内の人民広場、外灘、中山路、西蔵路などの主要拠点では花が飾られることになり、特に外灘の花壇には500㎡に渡って5万鉢の生花が準備されることになり華やかさにいっそうの彩が加わる予定になっているという。

人気の旧上海万博サウジアラビア館は9月28日よりリニューアルOPEN

 上海万博で長い行列ができたサウジアラビア館が、9月28日にリニューアルOPENする。ただし、チケットは旅行会社もしくは上海旅遊集散中心での販売のみで、個人客は受け付けていない。サウジアラビア館のみの参観なら、上海旅遊集散中心から50元のチケットが発売されている。人数制限もあり、1日12000人までで、1時間1400人の入場としている。

また、国慶節期間中は観光客が増大することが見込まれており、10月1日~7日は17時からも入場できるが、入場料は上海旅遊集散中心で100元程度になる予定。すでに予約受付が始まっている。

サイトー・キネン・フェスティバルIN上海

A サイトー・キネン・フェスティバル松本の引越し公演が先日の北京公演に引き続き上海でも開催されている。

 残念ながら指揮者の小澤征爾さんは、体調不良により中国渡航がキャンセルとなってしまったが、元々このオーケストラはソリスト級のメンバーがそろっており、ウィーンやベルリンのオーケストラに比肩するといわれる程に小澤征爾さんという大看板がなくても客を惹きつける実力を持っている。

 ただ、そこは1年に1度集まる七夕オーケストラであるために、世界の音楽情報をチェックしている人にしかその価値は伝わっていないようで、この7日の上海大劇院での演奏会は元々小澤さんの指揮予定ではなかったこともあり空席が目立っていた。

 この日の演奏曲目は、バルトーク:ピアノ協奏曲第3番(Pfピーター・ゼルキン)、チャイコフスキー:幻想曲「ロメオとジュリエット」と交響曲第4番という組み合わせ。

そして指揮台に立ったのはベネズエラ出身の若手指揮者ディエゴ・マテウス氏で、マテウス氏はこの実力のあるオーケストラを十分に動かし非常に熱い演奏を聞かせ、演奏後に上海の聴衆の熱い声援を浴びていた。

 今回は大看板を日本に置いてきたサイトー・キネン・オーケストラだが、今回の演奏でオケ自身もその存在を中国の聴衆にも知らしめ、次回は空席があるなどということがないと思われるが、やはり次回は大看板を掲げた状態で日本の宝を中国の聴衆に聞いていただきたいのがオケのメンバーや日本の音楽ファンの心理であろう。

 なおこのフェスティバルは今月11日まで室内楽やゼルキン氏のピアノソロのコンサートの予定が組まれている。

2011上海旅遊節開幕~10月6日まで賑やかに様々な催し

報道によると2011上海旅遊節(上海ツーリズムフェスティバル)が10日開幕した。10日午後7時30分からは各国から参加した21台の花車と華やかな舞楽隊が淮海路をパレードし、沿道に詰めかけた数万人の市民を魅了した。花車パレードは11日より市内14の区でも行われ、国慶節期間中は崇明東平国家森林公園に展示される。

 

2011上海旅遊節は10月6日までで、市内の観光スポット、レストラン、ホテルなどでさまざまな関連イベントが開催される。

 

12日より9月30日までの平日(月~金)は各地の観光スポットで入場券が割引になる。

例えば上海マダムマッソーろう人形館(南京西路新世界城10階)は半額、上海歓楽谷(松江区林湖路)は4割引、上海野生動物園(浦東新区南六公路)、東方明珠、上海科技館(月曜休館・世紀大道)、上海金茂大厦88階展望フロア(浦東新区世紀大道)、上海錦江楽園(虹梅路)、上海海洋水族館(浦東新区陸家嘴環路)、上海大観園(金商公路)、上海影視楽園( 松江区車墩北松公路)などは3割引きになる。

 

上海に住んでいると普段から人が多いのにわざわざ大混雑の中に出かける気にならないかもしれないが、景気良いお祭り気分を味わうのも貴重な経験と楽しい思い出になるのでは.

EY便名古屋-北京線預け荷物30KGまで無料

Beijing excess baggage flyer Chinese

さて本日より、エティハド航空:名古屋-北京線のにおきまして、お預け荷物を30KGまで無料とさせて頂きます。(通常23KGまで)

Beijing excess baggage flyer

特に本国へお帰りなられる中国マーケットのお客様にご案内をお願いしたく存じます。

つきましては、添付ファイルにて、日本語版、中国語版を作成致しましたので、

ご活用頂ければ幸いに存じます。引続きどうぞ宜しくお願い致します。

ご利用条件

①日本で予約、発券した名古屋から出発する航空券で名古屋-北京のエティハド航空の便を

 エコノミークラスでご利用の方が対象です。(片道、往復ともに可)

② 旅行会社でお求め頂いた航空券、並びにエティハド航空のコールセンターでご予約いただいた航空券が対象です。

 マイレージの特典旅行、無償航空券は対象外です。

(上記対象期間内に予約し、自動運賃計算させていただくと、エンドースメントコラムにX-30と表示され荷物許容量が30kgとなります。

 発券前に、X-30が記載されているかご確認ください。ADなど一部を除き、すべての運賃が対象です。)

 ③本日(9月8日)予約作成分より適用となります。

阿联酋阿提哈德航空

大阪市が上海旅遊節へ地下鉄型パレードカーを出展

 大阪市上海事務所によると、今年9月10日から行われる上海旅遊節において日本の大阪市がパレードカーを出展し、大阪観光のシンボルである大阪城と市営交通をあしらったパレードカーを準備し観光都市「大阪」をアピールすることになったとしている。

 開幕式及び開幕パレード(9月10日)は中国の主要都市へテレビ中継され、さらに期間中は上海市内各地へのミニパレードやパレードカーが常設展示が行われるため、中国の一般市民へ強いPRが期待されるとのこと。

大阪市は、震災後から「がんばろう!日本~大阪・関西から元気を!~」を共通スローガンに掲げ、オール関西による復興支援に取り組み、大阪・関西から訪日観光の回復を担うべく、積極的な取り組みを進めている。

 大阪観光

<2011上海旅遊節>

開催期間:2011年年9月10日(土)~10月6日(木)

○開幕式

日時:9月10日(土)9:00~

場所:上海国際時尚中心

○開幕パレード

日時:9月10日(土)19:30~

場所:上海市淮海路

上海-長崎の船の定期航路

上海-長崎の船の定期航路が2011年11月よりスタートする。

上海での報道では、船の大きさは3万トン、1度に1700人の乗客が乗船でき、船内にはミニハウステンボスや映画館などの設備をもつという。娯楽施設のほかにも、九州地区の特産物なども販売される予定。

11月上旬に試験運行が行われ、2011年1月下旬より週1~2往復の不定期運行、3月より週3往復程度の定期便が計画されている。運賃は、航空機よりも安く設定される見込みだが、まだ詳細は発表されていない。

上海~長崎は現在航空便では1時間半程度、また19世紀末には船による定期航路があったが、その後廃止された。

上海旅遊節、今年は9月10日から

今年の上海ツーリズムフェスティバル(上海旅遊節)は9月10日から行われ、今年もパレードが盛大に行われる模様だと時代報が伝えている。

今回参加するパレード車は長江デルタ地区の各観光拠点からの出展のほか、航空会社や港湾関連、商業施設等のパレード車が登場する予定になっていて、20台のパレード車が上海市内の14の区県を回ることになる。

そのほか山東省やラサ市の旅遊局、さらにインドネシア、マカオの観光当局もPRに訪れるとのことで国際色豊かな各種PR活動が行われる予定になっている。