Archive for 3月, 2010

上海万博へ北朝鮮の参加を歓迎、北朝鮮パビリオンもほぼ完成

 中国外交部の秦剛報道官は30日、上海万博は世界各国が交流と協力を強め、相互理解を深める良い機会であり、中国は北朝鮮を含むすべての国の参加を歓迎し、各国の万博参加に便宜を提供していきたいと表明した。中国国際放送局が伝えた。

 北朝鮮にとって、今回の上海万博が初の万博参加となるが、北朝鮮パビリオンの建設がほぼ完成し、間もなくテスト運営を開始するという。

 果たしてどの様な国なのか?上海万博で見学してみるのも良いでしょう。

上海万博時期、1日6万人のベッドが足りない!ホテル不足が深刻

 2010年3月29日、第一財経日報によると、万国博覧会開催を控えた上海市では、開幕に合わせて高級ホテル55軒が続々と開業するが、それでも深刻なホテル不足が予想されている。

 上海市旅游局が発表した2010年上海観光業界の目標受け入れ観光客数は、国内旅行客が延べ1億8000万人(前年比45%増)で、その収益目標額は2930億元(約3兆9600億円)。海外旅行客は延べ700万人(前年比13%増) でその収益目標額は59億ドル(約5450億円)。

 その目標を達成するには相応の受け入れ設備が必要となる。市内には万博開催に合わせ、ザ・ペニンシュラ上海(THE PENINSULA SHANGHAI)、ウォルドルフ=アストリア(Hilton Shanghai Hongqiao)など高級ホテル55軒が開業。しかし、上海万博協調局客室予約センターの調べによると、今年4月末の時点で、市内宿泊施設の総ベッド数は1日当たり50万人分。うち、万博来場客向けに提供できるのは38万人分。周辺都市のホテルでは、同39万人分となっている。

 上海万博の目標入場者数は延べ7000万人。そのうち4200万人が宿泊利用客であると仮定すると、1日当たり23万人の観光客が同市に宿泊する。23万人が平均1.9日滞在するとして、1日当たり約6万人分のベッドが不足することになるという。このため、上海市から1.5~2時間圏内の周辺都市に宿泊客を分散させる必要性も出てくる。

 宿泊施設飽和に対して、宿泊費の高騰は現段階では抑制されたものになっている。今年1月時点で、市内スタークラスの宿泊施設は予約件数が前年同期比3.5倍増となっており、さらに廉価な宿泊施設では同8倍増という数字を叩き出しているところもあるが、宿泊費の伸び率は関連当局による管理もあり、2割増程度におさまっている。五つ星ホテルで平均1500元(約2万円)、二つ星ホテルで同250元(約3400円)が相場。

 しかし、本当の正念場は「万博後」とある専門家は指摘する。ホテル業界専門の市場調査会社・STR Globalの09年5月の調査では、上海市の宿泊施設客室稼働率は世界のワースト4に数えられるほど。万博後には、ベッド数確保から客数確保へ問題点が移る可能性が指摘されている。

 この時期は、我々旅行社からの手配が安心です。ご相談ください。

「上海の風情」再び!観光名所「バンド」の再整備が完了、一般に開放

改修を終えた上海外灘 20100329 2010年3月28日、リニューアル工事中だった上海市の「バンド(外灘)」が一般開放された。もともと観光やデートコースとしても高い人気を誇っていたが、生まれ変わったバンドはさらなる注目を集め、市民や観光客であふれ返った。東方網が伝えた。

 バンドはかつて欧米列強の租界地区だった面影を色濃く残すエリア。老朽化への対応や機能向上のため、32か月にわたる再整備が行われていた。このエリアには黄浦江を挟んで西岸に旧来の西洋建築群、東岸に近年建築された高層ビル群が建ち並び、上海市の象徴的な存在となっている。

 今回新たに生まれ変わったバンドに注目しているのは若い人たちばかりではない。以前バンドのすぐ側に住んでいたという80代の男性は「バンド沿いには上海の風情があふれている」と話し、再整備されたバンドを感慨深げに眺めた。

少林寺拳法が上海万博に登場へ

 河南省観光局の蘇福功局長は25日、上海万博で少林寺拳法のショーを1日8回行うことを明らかにした。中国国際放送局が伝えた。

 蘇福功局長は「河南省には豊かな観光資源と文化があり、2009年には延べ100万人が観光に訪れた」と述べ、上海万博で河南省を宣伝し、より多くの観光客を誘致したいと期待感を示した。少林寺拳法は1000年以上の歴史があり、国家無形文化遺産に登録されている。

上海万博へ向け外灘が化粧直し完了!カップル鈴なり、デートの聖地がまもなく再開放へ

2010.03 改装した上海外灘の遊歩道 2010年3月23日、上海市政府は、市内でも有数の観光スポットである「バンド(外灘)エリア」のリニューアル工事がまもなく終了し、今月28日に一般開放されると発表した。チャイナフォトプレスの報道。

 「バンド(外灘)」はかつて欧米諸国の租界地区だった面影を色濃く残すエリア。黄浦江と呼ばれる川の西岸に、かつての列強が築いた勇壮な西洋建築が立ち並び、レトロ風情を濃厚に放っている。東岸は一転して近未来を思わせる高層ビル群が建ち並び、“上海の顔”とも言える風景を構成している。

 西洋建築群を背にして、黄浦江の川岸に延びるプロムナードは「恋人たちの壁」と呼ばれ、デートスポットとして長年愛されてきた。ここを歩けば、新旧2つの顔を持った上海の魅力を存分に楽しむことができるからだ。このプロムナード沿いにカップルが鈴なりになり、愛を囁きあう光景は一種、“上海名物”とも呼べるものであった。

 そんな「恋人たちの壁」は、今年開催の上海万博に合わせて全面リニューアルを図るため、昨夏より改修工事が行われていた。このほど、さらにきれいに生まれ変わったプロムナードは長さ2.6kmに拡張し、1日当たりのべ200万人の観光客を迎え入れる準備も整ったという。

上海万博会場に便器8千台 女子は男子の2・5倍

 新華社電によると、中国上海市の当局者は22日、5月に開幕する上海万博の会場内に計約8千台の便器を用意すると明らかにした。女子用の数を男子用の2・5倍にするなどして行列ができないよう工夫するという。

 上海万博には約半年間の開催期間中に延べ7千万人の入場者が見込まれており、トイレに長蛇の列ができることが懸念されている。

 当局者は「もし行列ができれば、移動式トイレを持ち込むなどして速やかに解決する」と強調。女子用と男子用の比率も「需要に基づき、柔軟に調整する」と、トイレ問題の解決に自信を示した。

 万博会場に導入するのは「節水と省エネルギーに配慮した最新便器」という。当局は上海市内の公衆トイレも増やして観光客の増加に対応するとしている様だ。

大規模黄砂「中国だけの責任ではない」?!

 毎年春の時期になると、大陸では黄砂が発生するが、今年はここ数年で最大規模といわれるほどの大規模な黄砂が発生し、中国国内および日本、韓国などにまで大量の砂が飛来している。

 北京では20日に大規模な黄砂が到来したのに続き、22日にも黄砂の襲来を受けた。今年の黄砂は広範囲に飛んでおり、すでに16省、2億7000万人が黄砂の被害を受けていると伝えられている。周辺国では中国の環境破壊が黄砂拡大の原因として非難する声が一部で出ているが、これに対して「単に中国だけの問題ではない」とする評論記事が環球網に掲載された。

 評論では、中国国内にやってくる黄砂の40%が国外からやってくるものだという研究データを紹介するとともに、今回の黄砂の発生源がモンゴルおよび内モンゴル自治区域であるとして、中国国内で発生したものとは限らないという理論を展開している。そのうえで、「1国の力で解決できる問題ではなく、アジア各国が共同で研究プロジェクトを立ち上げて黄砂対策を練るべきだ」と論じた。

 ただ、発生源から近く深刻な影響を受ける中国に比べて日本は「飛行機の遅延、視界の悪化、交通機関への影響といった小規模の影響しか受けないうえ、酸性雨を中和するなどの利点もある」など各国の足並みがそろわないため、国際協力は難しいという見解も示した。

 21世紀経済報道には、「黄砂は自然現象であり、無くすことは不可能」「人類の整備や管理とは必然的なつながりはない」という砂漠化研究の専門家や気象学者のコメントが掲載されている。

 今年の黄砂シーズンはもうしばらく続きそうですね・・・。

航空・鉄道路線の連動を提案=高速鉄道網の台頭、旅客機乗客数減への憂慮で

 2010年3月17日、北京商報によると、中国で拡大を続ける高速鉄道網に対し、航空業界は乗客数減少への憂慮を強めている。中国民用空港協会は16日、中国民用航空総局に意見書を提出。航空路線と鉄道路線を連動させた輸送網構築案が明らかになった。

 意見書では、旅客機と鉄道の連動体制を2段階で実施する計画が出されている。第1段階では、鉄道の空港乗り入れ実施。空港ターミナルビルと鉄道駅をつなぎ、旅客と手荷物の輸送の利便性を高める。第2段階では、鉄道と航空のハイブリッドチケットを発行し、シームレスな利用を可能にさせるというもの。

 こうした背景には、南北4路線・東西4路線に及ぶ高速鉄道網の「四縦四横」計画により航空業界が大きな圧力を受けていることがある。特に中国中~東部の航空路線は航空業界にとってドル箱路線となっているが、同地区は高速鉄道の拡充により劣勢に立たされることが予想されている。旅客機の利用者数減によって一部フライトが廃止され、空港使用料など空港の収入も減額している。

 中国民用空港協会の王建(ワン・ジエン)秘書長は、鉄道と航空の連動について「EUで導入した前例がある」とし、「各種交通手段の統合・連動は交通業界にとって一つの付加価値であり、乗客のニーズでもある」としている。関係専門家らからはこれに対し、さまざまな意見が飛び交っているが、民用航空管理幹部学院の田保華(ティエン・バオホア)前学院長は「空港を地方自治体の管轄とし、地方政府と鉄道部門らと協力すれば構想の実現は可能」としている。

黄砂、2億7千万人に影響

 【北京共同】新華社電によると、中国北部で観測された今年最大の黄砂は20日午前、北京、天津両市から黄河流域の河南、山東両省に達した。19日に新疆ウイグル自治区や内モンゴル自治区で発生して以来、20日昼前までに黄砂が観測された地域は約180万平方キロに上り、約2億7千万人が影響を受けた。

 北京市内では20日午後には強風も収まり、晴れ間が広がったが、今後は長江(揚子江)南部にまで達する見通しという。

 また、今日は日本各地へも多く飛来していた様ですね・・・。

お得な旅情報! 中国編 (名古屋発) 2010.4月~6月

 この時期、中国各地へのお得な旅をご案内します。航空券とホテルが付いたプランです。

□    北京 3日間または4日間 55,000~155,000円

(大人お一人様/Cグレードホテル/エコノミークラス/2名1室利用)

 

□    上海 3日間または4日間 45,000~140,000円

(大人お一人様/Cグレードホテル/エコノミークラス/2名1室利用)

 

□    大連 3日間または4日間 65,000~145,000円

(大人お一人様/Cグレードホテル/エコノミークラス/2名1室利用)

 

□    香港 3日間または4日間 44,500~123,000円

(大人お一人様/リーガルオリエンタルホテルクラス/エコノミークラス/2名1室利用)

 

□    台北 3日間または4日間 44,500~115,000円

(大人お一人様/ファーストホテルクラス/エコノミークラス/2名1室利用)

 ※    旅行代金には燃油サーチャージが含まれておりますが、空港諸税が別途必要です。 詳しくはお問合せ下さい。